明日のことが分かるのならば
私は知ろうとするのだろうか
もし明日のことを知れたとして
それは幸せなことなのだろうか
1000年先を知れたところで
私はそこに生きちゃあいない
もしそんな未来を知ったとして
私は何か動くだろうか
私から見た1000年前は
1024年で平安時代
平安時代を生きた人々は
現代を想像できただろうか
文字も言語も文化も変わり
何一つ面影を残しちゃいない
そんな1000年の流れた先を
誰が想像できるだろうか
あなたに教わったことたくさんあるわ
私は教わるばっかりだけど
でもきっとあなたは私に世界を教えるときの
自分の楽しそうな顔を知らないのね
それなら私が教えてあげるわ
あなたがどんなに幸せそうか
でもきっとまた私が教わってしまうのね
あなたと共にいるときどんなに幸せなのか
あなたに届けたいものたくさんあるの
あなたは私ばかりに届けてくれる
そんなあなたが大好きよ
でもやっぱりたまには私だって
あなたに教えて届けたい
ねえ、あなたのことが大好きよ
君のことを見つめてみても、君は私のことを見つめ返してはくれないんだ。ねぇ、一体どこを見ているの?…私は君の癖だとか、いろんな表情を知っているのに、君の瞳に映った私の顔だけは知らないんだよ。君が私だけに向けてくれる表情が一体どんなものなのか、想像すらできないんだよ。ねぇ。こっちを向いてよ。一度で、良いから。
好きな人の特別になる夢。絶対に、叶えられない夢。夢の中では現実なのに、現実では、"現実"になることができない。スゴいね、あの人も誰かの彼氏なんだよ。…それは、夢じゃないんだ。でもね、あの人のとなりにいるのが私じゃない。それだけは、それだけが、現実なんだ。
好きな時代に行けるわ、かぁ………私もタイムマシーンにお願いして、時間の螺旋をひと飛びして。1960年代頃に行ってみたい。そこで当時の音楽シーンを追うんだ。エイプリルフールを、はっぴいえんどを、キャラメルママを、ティン・パン・アレーを、YMOを、追う。タイムマシーンにお願いして、好きな時代に行って。そこでのびのび生きて、そこで骨を埋めたい。"懐かしの"音楽じゃない。"イマドキの"音楽を追いたいんだ。