NoName

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9/17/2024, 12:57:42 PM

いつも言われるセリフ。

_脳内お花畑かよ。

私は、そうでしょ。羨ましい?と笑って言う。

言ってる側は、皮肉のつもりなのだろう。お前のような馬鹿にはお似合いだ。という声が聞こえてきそうだ。


そんな人を見ると、哀れみのような感情を覚える。

この人は、偽るという事を知らないのか。と。自分をも騙す嘘を、知らないのかと。


だから私は、いつも君に問う。



羨ましい?と。

8/25/2024, 1:10:16 PM

君と、向かい合わせで居るのが好きだ。


君の喋っていて楽しそうな姿、怒っている姿、食べている姿が見れるから。



でも、今は向かい合わせで居たくないな。


泣いている姿を見せてしまいそうだ。

8/24/2024, 1:42:14 PM

君のためを思った。


そんな行動だったはずなのに,君は素知らぬ顔をした。


私の選択は、感情は、間違えてしまったのだろうか。



_やるせない気持ち

8/23/2024, 12:42:20 PM

海へ。

_お前はいいなぁ。


6畳の部屋の片隅にある,水槽の中に居る金魚に言った。


ゆらゆらと、気持ち良さそうに水の中を泳ぐその姿に,私は昔の夢を思い出した。


_人魚姫


誰もが1度は見た事のある,あの童話。私はそれに憧れたのだ。

人魚になりたかった。例え、泡となり,消えていってしまう存在でも。



ふと、人魚の見ていた景色が気になった。
そう思った時には、車を走らせていた。
目的地はもちろん。海だ。




時刻は夜中の2時。夏とはいえ、日が落ちたこの時間帯は,幾分か過ごしやすい。


歩くと、ギュッギュッと砂浜が鳴いていた。サンダルに砂が入る。どうせ濡れるのだ。脱いでしまおう。



海水に触れると,とても気持ちよかった。風が吹き、塩の匂いがする。


膝まで浸かると、先程感じていた暑さも無くなった。


肩まで浸かった。ここまで来れば。膝を曲げるだけで顔まで沈める。



_沈める。のに。



怖気付いたのだ。何故か分からない恐怖が襲ってきたのだ。


_息が吸えなくなった。当たり前だ。暗かった。当たり前だ。広いと思っていた海が。狭く。それでいて,沼の様に深く見えていた。


ぁあ。うちの金魚はこんな気持ちだったのか。あの童話の人魚姫はこんな気持ちだったのか。

自由なところから、檻に閉じ込められた子達は。どんな思いで泡になるのか。

8/22/2024, 9:43:11 PM

裏返し。紙で例えると,裏があるなら,表もある。表だけ見ていれば,裏側なんて,′′捲る′′という動作をしなきゃずっと隠れたまんま,どんだけ裏が濡れていても,落書きされていても,嫌なことが書いてあっても,表に出なきゃ分からない。


びちゃびちゃに濡れて,表から透けて見えても,はっきりとは見えなくて,見て欲しいって思っても、紙は勝手に裏側にはならなくて。

見てくれる人が、ペラっと捲ってくれなきゃ,何も見えない。
捲って欲しい。全部辞めたい。吐き出したい。分かって欲しい。間違ってないって言って欲しい。
って思っても,捲ってくれる人なんて居ないから。

面倒くさくなって、捨ててしまおう。って,丸めてゴミ箱に捨てれたらいいのに。丸めるだけで、ゴミ箱には入ってくれない。

広げたら、端が切れて,グチャグチャな跡がついた紙になっちゃった。



裏側なんて知るもんじゃないね。

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