夕づつ

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4/22/2024, 9:07:05 PM


 
   
   もう一度
   君と出逢えたなら

   きっとまた
   君に恋をする


   わたしの心の扉の鍵は
   再び
   君に差し出すだろう
   
   


   
    # たとえ間違いだったとしても


4/21/2024, 6:58:09 PM


 


   君の部屋の

   窓を伝う雨の雫さえ

   愛しく思う



   君への恋心が

   芽生えし頃





            # 雫

4/20/2024, 12:39:08 PM





  何もいらないのです
  

  あのひとを失くして 

  空っぽになったわたしの心を
  
  満たすものなど

  どこにもないのですから





         # 何もいらない

4/18/2024, 9:54:26 PM




   来世で君と会うときには

   わたしがこの世で付けた

   様々な色彩は全て消し去り

   無色で会いたい



   君の色 一色だけに

   染まるために




           # 無色の世界

4/17/2024, 9:00:54 PM



 母が逝き
 人里から少し離れた所の火葬場で
 最期の別れをした帰り道

 緩やかな坂道の両側には
 満開の桜並木

 無数の桜の花びらが
 微かな風に乗り
 はらはらと
 はらはらと
 次々と
 次々と
 舞いながら

 まるで
 別れを惜しむかのように
 散り続けていました



 散る桜を見る度に
 母を恋しく想います

 桜の花が
 良く似合う母でした




            # 桜散る

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