自分勝手に思い描いて
期待して
失望する
思い通りになる訳がないと
自嘲
そんな日は
やけに
寒さが身に沁みる
# 寒さが身に沁みて
月の光の鋭い夜は
こころの深みに
隠しておいた
あのひとへの想いが
ざわざわと
苦しいほどに
さわぎだす
# 三日月
昨年の1月9日のお題「三日月」が
私の「書く習慣」への
最初の投稿でした
皆さまから沢山の💙を頂いて
驚いたり喜んだりで
次の日のお題が楽しみだった事を
思い出します
ですが今日
丁度1年で同じお題では
少なからず
残念な気持ちになるのは
私の我儘でしょうか…
もしかして
明日のお題が
「20歳」とか「寒さが身に染みて」
だったりするのでしょうか…?
あまりお題に囚われずに
書きたい時に
書きたい事を
書けばいいだけのこと
ですね!
投稿2年目に入りました
これからもよろしくお願いします
# 三日月
数年前にネットで
180色の色鉛筆を買った
素人の落書き用だから
50色で十分なのに
それまで使っていた50色では
物足りない気がして
色鉛筆が届いた日は嬉しくて
片っ端から画用紙に
試し塗りをして遊んだけれど
ある日ふと気がついた
180色ある中で使う色は
結局は自分が好む色ばかりだと
いうことに
そしてその数の少なさに
色とりどりの色鉛筆を前にして
改めて自分自身を見つめ直した
ひとときだった
# 色とりどり
灰色の空から
ひらひらと舞い落ちてくる
淡い雪片
掌に受ければ
儚く溶けて
それはまるで
過ぎた日の
あなたの涙のようです
この雪が
空にいるあなたからの
手紙なら
どんなに嬉しいことでしょう
積もることなく
消えてゆく淡雪に
あなたの面影を
重ねてしまう
わたしです
# 雪