常に
太陽に顔を向けて
花ひらく
向日葵のように
あのひとだけを
見つめて
大きく育つ
恋心
二人の花が咲くことを
日々願う
# 花咲いて (223)
あなたの
わたしを呼ぶ声が
好きでした
名字ではなく
名前で呼ぶ
その 声が好きでした
大勢の人の中で
わたしの名前を呼ぶときの
張りのある声
耳元で 囁くように
わたしの名前を呼ぶときの
あまく密やかな声
いつのときも
わたしの名前を呼ぶ
あなたの声は
優しさの中に
微笑みの中に
ありました
逢えなくなった今でも
忘れられない
あなたの声を探して
窓を打つ雨の音にも
吹きすぎる風の音にも
心を耳にして
立ち止まるのです
わたしの名前を呼ぶ
あなたの優しい声を
もう一度
もう一度
聞きたくて…
# 私の名前 (222)
✥ ✥ ✥ ✥ ✥ ✥
💛ちょっとだけ一休みします
なんて昨夜書いたばかりなのに
今日のお題に心惹かれて
前言取り消しで
書いちゃいました
これからも書いたり
書けなかったりすると思いますが
どうぞよろしくお願いします🙇
夕づつ
この「書く…」アプリを始めて
半年が過ぎました
毎日欠かさずに
書いていましたが
最近は思うような言葉が
なかなか
浮かばなくなりました
充電切れ?
視線の先には
紙と鉛筆がありますが…
ちょっとだけ
一休みします
# 視線の先には (221)
私だけが知り
私だけが持ち
私だけが守れるのは
あなたへの想いと
あなたとの想い出
私だけの
唯一無二の
心を満たす宝物
# 私だけ (220)
✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢
夏の日の
通り雨にも似た
ひとときだけの
恋だというのなら
鮮やかに
心に残る想い出を
ゆら ゆら ゆらと
抱きしめて
あの人の前から
もう
消えて行くのが
良いでしょう
あれほど
恋焦がれた人なのに
今では
逢うのもさみしくて
二人の間に
天の川
越すに越せない
この流れ
☆夏の恋物語 (219)
差し出された
その手の冷たさに
怯えながらも
すがりつく
夜の淵を
彷徨いながら
ふたり落ちていく
場所を求めて
そんなさみしい愛し方
あなたの腕の中で
死んでいけたら
幸せと
本気で夢見た
あの頃のわたし
とても長い時が
過ぎたのに
あの頃の想いも
色褪せたのに
想い うらはら
冷たいその手に
震えながらも
すがりつく
☆ 想い うらはら (218)