ハムスターが脱走する夢を見た。金属製のオリはどこも穴がないのに、何度も脱走する。
よく観察してみると、オリの間の細い隙間に体を滑り込ませて器用に外へ出ている。
私は針金を持ってきて、オリの補強を試みる。しかし、見ればなぜかハムスターの数が増えている。いつの間に。オリの中にも外にも増えていく。
【お題:神様へ】
どうせ楽しくない。分かっている。外に出たって何もいいことはない。
窓の外は快晴。憎らしいくらい。隣の公園は桜が見頃で、なんとも楽しげな笑い声が聞こえる。
卒業式に出られず、入学式へ出る予定もなく、宙ぶらりんのまま親と目を合わせることもできない私には、遮るもののない春の日差しはまぶしすぎる。
風が吹く。桜吹雪が舞い上がる。
開けていた窓の隙間から、花びらが一枚舞い込んできた。
春の日差しをたっぷり浴びたそれは小さな陽だまりのようで。
暗い部屋に、私と、花びら一枚。
風が吹き、花びらは踊るように私を外へ誘う。
【お題:快晴】
あとで書きたい、、、
【お題:泣かないよ】
あとで書く
お題:怖がり
星が溢れる。君の瞳から。
「なんかねえ、昨日から止まらないのよ」
「はあ」
スパンコールみたいなキラキラが、左目から右目から、ぽろぽろ、ぽろぽろ落ちてくる。
「なんでだろうね」
「やめなよ、目に傷がつくよ」
「だって」
目をこすると、星はパチパチと火花のように弾けて消えていく。
昨日夜通し泣いてたんでしょ。
憧れの人と同じ志望校に行けないって。
涙が枯れてしまったから、星がこぼれ落ちているのかもしれない。
「今日さ、パフェ食べに行く?」
「いらない」
「食べたいっていってたじゃん」
「食欲ない」
「行こうよお」
「えー」
君の取り繕う笑顔はぎこちない。
「なんか私、今日パフェ食べないと死にそうかも」
「死なないでしょ」
「いや、まじで。だからお願い」
それで君の悲しみが癒えるわけでもないと、分かっているけれど。
「食べに行こうよ、パフェ」
なんとかして溢れ落ちる星を止めてあげたかった。
【お題:星が溢れる】