kokoro

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11/7/2023, 12:40:47 PM

@あなたとわたし

双子で産まれたわたしとあなた。
ふわふわで明るい茶髪に、白い肌。
少し高い声に、驚くほどの地獄耳。
まさに瓜二つなわたしとあなたには、一つだけ。
そう、一つだけ全く違うところがある。
それは、目だ。
わたしの目は丸くて大きく、透き通るような水色だ。
あなたの目はキツネみたいで、力強い赤色だ。

目は人に印象を植え付ける。
態度を変える。

人は単純だ。
わたしとあなたに示すように。

双子で産まれて目以外は瓜二つなのに、
わたしたちは別々の道に案内された。

一人で歩くか。
道から外れてあなたを探すか。

決められた道を進むより、
自分で決めた道の方が、わたしには美しく思える。

わたしは道から飛び出して、あなたの元を目指した。

わたしは、どうしてもあなたと一緒に歩きたかった。

6/17/2023, 1:55:52 PM

@未来


未来はきっと、今よりも大変だ。
私たちの次の未来は、もっと大変だ。

どうしたら楽になる?
どうしたら大変な思いをしない?

答えは簡単。
今を変えればいい。
ただそれだけ。
それだけのはずなのに世界は今日も明日も変わらない。

6/11/2023, 12:48:09 PM

@街


街の明かりが薄くなる頃。
今から出勤という人も少なくないだろう。
そんな中、私は自分の家に帰る。
私の仕事は目が痛くなるほどに街が明るい時間にある。
別に不満はないけど、ニートと言われるのは腹が立つ。
人と少し違う生活をしている自覚はある。
でも、私がやらなきゃ誰がやる?
代わりに誰かやってくれるの?
いいよ、みんなは明るい空の下で生活してて、
私が暗く眩しい空の下で生活するから。

6/10/2023, 12:35:26 PM

@やりたいこと


どこか別の場所へ行きたい。
僕のことを知ってる人がいない場所に行って。
街の明かりからは程遠い。
どうせなら山の中に独りで。
星の光に照らせれて。
虫の音が聞こえるころ。
他のやりたいことは、来世の僕に任せて。
今世のやりたいことは、これで終わり。

6/7/2023, 2:46:22 PM

@世界の終わりに君と


僕にとっては君が世界。
君が笑えば僕も嬉しい。
君が泣いたら僕も悲しい。
君は僕の世界。
君がいれば他はいらない。
命だっていらない。

でも、今日で世界は終わる。
僕の世界が今日なくなったんだ。
世界のない僕は生きていけない。

終わりは一緒がよかったな。

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