kokoro

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6/6/2023, 1:11:32 PM

@最悪


今日も1人また1人と人が集まってくる。
何かを中心にクラスが動く。

今日も一つまた一つと嘘をついて行く。
”仲良し“のために。

あれ?嘘に埋もれて本当が見えない。
食べても味がしない。
音が薄くて聞こえない。
僕がおかしい?みんながおかしい?

そっか、僕が偽物だからか。

6/3/2023, 12:26:00 PM

@失恋


ああ、夕日が目に染みる。
明日の僕の隣には君がいないなんて。
僕は君に思いをしっかりと伝えていただろうか。
僕は君に笑顔を届けていただろうか。
君は幸せだっとのだろうか。
こんな僕でも、君の記憶に残っていたら嬉しい。

ああ、もう一度君の笑顔に会いたい。
やっぱり一人なんて無理だ。
無理なんだよ。耐えられないよ。

ねえ、嘘だって言ってよ。目を覚ましてよ。

6/1/2023, 10:28:51 AM

@梅雨


私は雨が好きだ。
ポツポツ、ザーザー降る音も。
雨の匂いも。
じめじめとした空気も。
雨は私を静かな世界に連れてってくれる。

私は雨が大好きだ。
街がカラフルに染まるのも。
いつもと違う格好なのも。

傘に入れてくれる優しい君も。

6/1/2023, 10:15:49 AM

@天気の話なんてどうだっていいんだ、
              僕が話したいことは、


今日は委員会で仕事を押し付けられ、2人で居残り作業。
つい先ほど仕事が終わり、道の別れで解散した。
はずだった。
突然、ザーザーと大雨が降ってきたのだ。
君はへにゃりと笑い僕を見て言った。
「えへへ。降ってきちゃいましたね」
濡れた髪を軽く拭き取って、上目遣いで言ったんだ。
「通り雨だといいなぁ…あ、先輩雨の匂いってわかりますか?私、実は好きなんですよね。優しい気がして」
雨の音で他の音は聞こえない。
そんな中君の言葉だけが鮮明に聞こえる。
「…向こうの方、もう晴れてますね。
    通り雨でよかった。あ!虹出てる!」
天気に夢中な無邪気な君。
笑顔で話してくれるその姿は、
天気に向けられている笑顔であって、僕に向けられてる笑顔ではない。
ああ、少しでも僕に向けて笑ってくれないかな。

5/30/2023, 3:52:26 PM

@ただ、必死に走る私。何かから逃げるように。


必死に走って、走って、走って。
たまに休憩して。
でもすぐに、必死に走って、走って、走って。
また休憩して。
何で必死に走っているのかはわからない。
ゴールはあるのか。
ずっと止まっているとどうなるのか。
まず、何のために走っているのか。
何もわからない。
だけど、
いつかわかる。
自分のゴールはある。
止まっていると追いつかれる。
ゴールするために走っている。
これはランニングでもかけっこでもない。
終わりの見えないリレーなのだ。
誰かがゴールしたら、誰かがスタートする。
私たちは見えないバトンをつないでいるのだ。
休憩ばかりしているとタイムオーバーになるのだ。
だから私は走る。
必死に走って、走って、走って。
たまに休憩して。
見えないゴールのために走って。
いつ終わるかわからない人生のために走って。
できるだけ遠くに走って。
休憩して。
後悔のないように走って。
無駄にならないよう走って。
次の命のために走って。
また休憩。

でも、いくら必死に走っても、
人によってゴールの距離は決まっていて、
ゴールがある人とない人も決まっていて、
後ろから追いかけてくる何かも決まっていて。
最初から決められたプログラムで走っているだけで、
私の思い通りには走れない。

ああ、足が動かない。

私の順番がここで終わった。
もう、次の人が待ってる。

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