JACK

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12/12/2025, 10:23:25 AM

〜スノー〜


そこは、閉じ込められた世界。
時間が切り取られたまま、
同じ景色だけが静かに続いている。

大きく揺らされるたび、
雪は舞い上がり、
ほんの少しだけ空気が変わる。
その合図は、いつだってあなた次第だ。

いつまで、手に取ってもらえる?
いつまで、興味を向けてもらえる?
いつまで、見える場所に置いてもらえる?

気づけば、薄い埃に覆われていないか。
忘れられた冬のまま、
静かに息を潜めてはいないか。

──そのスノードーム。


12/11/2025, 10:12:56 AM

〜夜空を超えて〜


座席のシートベルトを締めた瞬間、
こらえていた涙がそっと溢れた。

これから飛び立つというのに、
胸の奥から思いが込み上げてくる。
今までの楽しかった思い出たち。
離れるなんて、考えたこともなかった。

だけど――また会えるよな。
どれだけ遠くへ行っても、
会いたい人には、会いに行けばいい。

そう思えば、いつだって戻ってこられる。
俺たちの絆は、夜空を超えて、
これからもずっと固く結ばれているのだから。

12/10/2025, 10:43:20 AM

〜ぬくもりの記憶〜


公園を散歩していたら、
茂みの陰から小さな子猫がふいに姿を見せた。

人慣れしているのか、
迷いなく足に擦り寄り、
顔を押し付けては、
下から大きな目でこちらを見上げてくる。

しゃがみ込んで背中を撫でると、
安心したように寝転がり、
お腹まで見せてきた。

う〜ん、なんて愛らしいんだろう。

その小さな生命のあたたかさに触れた瞬間、
幼い頃に飼っていたチビ助のぬくもりの記憶が、ふっと蘇った。

──天国で元気にしてるかな。

12/9/2025, 10:51:26 AM

〜凍える指先〜


しまった。
こんなに寒いなんて想定外だ。
寒さ対策の準備もせずに、
走り出してしまった。

しかし、
このままではハンドル操作に支障が出る。
どこかで買わねば。

信号待ちのたび、
凍える指先をジーンズで擦って必死に温める。

まさか——グローブに穴が空いていたなんて。

12/8/2025, 10:50:58 AM

〜雪原の先へ〜


同僚と金曜の夜に出発し、
早朝に到着。
これがいつもの日程。

駐車場には、既に何台かの車が停まっていて、
それぞれが準備を進めている。

ワックスももう塗ってあるし、
あとは寒さ対策だけしっかりしておけばいい。

早々にリフトへ乗り込み、
辿り着いた頂上。
まだ雪面には、動物たちの足跡が残っていた。

——この足跡の向かう先を、そっと追いかけるように。
今日もまた、雪原の先へ踏み出していく。

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