この鼓動、苦しみの根源
それに耳を澄まして世界を見渡した
すると
私なんて矮小な存在なのだと
ただ事実として知った
この終わりも底も無いような痛みも
視界はあるのに目隠しをしているようなこの孤独も
全て全てなんとちんけなことか
だからこそ狂えない
狂いたい
いっそ狂えたら
そう思う私だからこそこんなにも下らない
鼓動はもう耳朶を景色を埋めつくして
耳を澄ましても
もう
あなたの声も聞こえないんだ!
貫いた罠で
心を弾けさせて
元に戻らないくらいどうにかして欲しい
赤く光ったその先に導いて
手を痛くなるくらい握りしめて
爪食い込ませながら連れて行ってくれ
心臓の音が暴れ回るのを感じる
肺と喉は痛いが気分は最高で
これでいいんだこれがいいんだと
澄み切った空に今なら恥ずかしくないくらい溶け込める
人はきっとこれを盲目と言うが
それの何が悪いんだろうほっとけよ
互いの腕に消えない痣を残して
はち切れんばかりの笑顔で
この先もずっと走ってやろうね
来世だって約束だ
人知れず言えなかった、そんな想いは
例え見えなくても聞こえなくても届かなくても無かったことにはなりません
だってそんなのがまかり通ったら
命そのものに意味が無いのと同義だから。
君は今どう思ってる。
今にはけしていやしない君は。
今の僕を見て何を思う。
今の君を見てどう思う。
愛とは何か知らなくても。
愛なんてちゃちなもんだと。
愛は自分には望めないな!と。
ねえ今君はどう思う?
つまずきながら歩いてく私に
罵声を浴びせる?
石を投げる?
一抹の羨望と共に見て見ぬふりをする?
もう
ごめんね
わからないけれど
とにかくね
今の私は
幸せだから
好きにしてていいのよ
あなたの好きに
してていいのよ
好きにできる
あなたなんだから
永遠
この世でいちばん愚かな言葉。
永遠には目も鼻も、嗅覚も触覚も無い。
永遠とは概念とは知覚されるから出来たものであり、しかし永遠とは無であるから結局のところ妄想の産物でしかない。
私は、人間は感覚があり精神があるからこそであり、死してなお人間でいられるのは他人の中でだけである。
死して人ではなくなった時に初めて触れられるのに。
それは人類の妄想でしかなく。
なんて愚かで空っぽな言葉なのだろうと、私は思う。