太陽
太陽に近づき過ぎると羽を失ってしまう。
私はとても素敵だった、自信があった。どこまでも、どこまでも飛べる。どこまでもいける存在だった。
けれど、上に行くほど羽は溶けていく。もっと上があるのだと思わされた。とても熱い。私はここでは生きられない。そう気づいた時には羽を失っていた。
下へ下へと落ちていく、、、もう羽は生えない
私は月になった。太陽に近づいたことで自分を知った。実力を知った。太陽に影響され新たな輝きを見せる。
つまらないことでも
つまらないことでも、人によっては悩みの種になったりする。それは分かってる。口は災いの元。人間関係において意識してる。けれど、言葉ってなんでこんなにすぐペラペラと出てくるんだろう。ペラペラな中身の無い言葉ほど、ペラペラと出てくる。それは誰かを傷つけた言葉かも。考え無しに言った言葉かも。むしろ私自身、相手を傷つけたって気づけてないのかも。嫌われるのは怖い。毎日毎日、お風呂で反省会をしては、溜息しかでない。この前のあの子の言葉って私が何か無意識に怒らせたからなのかな?そのあの子の言葉もつまらないことなんだけどね。つまらない言葉に傷つく私だから、自分がそのつまらない言葉を発してないか恐ろしくなる。
目が覚めるまでに
目が覚めるまでに、私は愛さなければならない。
愛ってとっても素敵なもの。とても大切なもの。
けれどそれは魔法みたいにかけられたもの。
なんでも許せて、なんでも肯定的に受け止められる、どんなとこも愛せる時間ってそんなに長くはない。
だから私は目が覚めるまであなたを愛さなければ。
魔法から目が覚めるまで、浸らせて欲しい。
そう思っている時点できっと目は覚めかけている、、
明日、もし晴れたら
「明日、もし晴れたら星を見に行こう」と話すカップル。明日、もし晴れたらと言われると、明日自分の番だから申しわけない…と感じる。別に好きで雨を降らせてる訳じゃないし、そういう仕事だからで。だけどさ、雨がなかったら農作物は育たないし、水も干からびちゃうとこもある。そうだ、そうだ私の仕事はいい仕事なんだ。けど、「雨最悪なんだけど」とか言われたらちょっぴり傷つく。はぁ…また病みそう。
「今日、大雨になっちゃったね…」
だから、一人でいたい
「…だから、一人でいたい」じゃあ、私もここには必要ないってことなんだね。あなたが一人でいたいというなら私がここから居なくなった方が幸せってことなんだね。少しはあなたの支えになってたのかな?なんて思ってた。あなたを助けたかった。