れん

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5/27/2022, 11:43:11 AM

俺の大好きな人は天国にいる。




でも、俺は




地獄に行く。




貴方は優しくて、心が綺麗で、一途に愛してくれて、天国のさらに上に行くんじゃないか。




俺は、最低で、最悪で、地獄に行っても許してくれないだろう。




愛してるよ。

5/26/2022, 10:42:12 AM

この話にはnmmn、RPS要素が含まれます。ご本人様とは一切関係ございません。苦手な方は閲覧を御遠慮ください。













月に願いを


俺には好きな人がいる。



「ひょーん」



こいつだ。兎みたいに可愛い。
可愛いって言うとなんか怒って、言わなかったら言ってよ…ってしゅんとする。可愛すぎるだろ。



「ひょん、、?」



『ん?どうした?』


「なんか、にまにましてますよ?」


『そんなつもりは無かったけどな、ㅋㅋ』



俺の彼女。でも、こいつは、、病気をもっているんだ。しかも、不治の病。



余命は伝えられている。3年だ。普段の何気ない日常がどれだけ幸せなことか、思い知らされた。




「ひょん、暗いですよ」



『あぁ、ごめん』



「笑ってるひょんの方が好きです。」



『お前はすごいな、』



「なんでですか?」



『いつも前向きに、元気に過ごしてる』



「ひょんがいるからですよ~」




嘘だ、そんなの嘘だ、、



いつも夜泣いてるのを俺は知っている。



怖くて仕方なくて、俺に抱きつきながら寝ていることも



さっき、余命は3年と言ったけど、それを伝えられてから実に2年半が過ぎている。要は、あと3年しか時間が無いという訳だ。



月を見ながら、恋愛系のしっとりしたバラードを聞く。それだけで涙が出てきて、



意味ないとわかっていながら




いつまでも、幸せでいられますように



と願った。










1年後

「ひょんー」



『どうした?』



「、、、、したいっ、//」



『え?なんだって?』



「だから、ぽっぽしたい、//」



『あぁ、そんなの、何回でもしてあげるよ』



「んっ、、///」



『今日覚悟しとけよ((ボソッ』



「なっ、~~////」





空にはかすかに朧月が輝いている。





俺たちに力を貸してくれてありがとう。

5/26/2022, 9:11:22 AM

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いつまでも、降り止まない雨



何故だろうか、昨日から雨が降り止まない。
まるで、僕の気持ちを表してるみたいに。
それは、一昨日のこと…



『もう、この関係やめよう』


「へ、、?な、なんで、、」


『疲れたんだよ。』


「や、やだ…」


『バレたらどうすんだよ。お前責任とんないだろ』


「っ、、だけど、」


『だけど、何?』


「僕は、ヒョンの事が好き。」


『俺も好きだよ、でも』


『上が、、許してくれなかった、』


「え、?」


『だめなんだよ、俺たちは一緒にいちゃいけないんだ。』


「、、、、分かりました、」


「でも、僕は、ずっとヒョンの事が好きです。」


『うん、俺も』


雨に打たれながら抱き合った。寒いはずなのに、心が痛いはずなのに、


すごく、幸せだった。



でも、幸せな時はすぐに過ぎていく。ヒョンは僕から離れた。1度もこちらを振り返らずに、前に向かって、傘もささずに歩いていった。



涙が止まらなかった。僕の肩が濡れてるのはヒョンの涙だろうか、泣いてくれたのかな。そう思うほどに滝のように流れてくる涙。泣いても泣いても涙が枯れることはない。













1ヶ月後


僕の家のポストに1枚の手紙が入っていた。





俺の愛する人へ
まだ俺のこと、好きで、信じてくれているのなら海辺に来てください。2人で幸せになりましょう。



その手紙は確かにひょんの字だった。少し濡れてぐしゃっとしていたのはひょんの涙なんじゃないか。そう思うほどに会いたくなってくる。今なら、会える。



僕は無我夢中で走った。2人でよく来ていた海辺。あれから降り止まない雨のせいで景色は良くないけど、とても綺麗な海なんだ。


「ひょ、ひょん、?」


『ん?』


「も、もう会えないのかと思った、」


『ばか、俺がお前のこと捨てるわけねぇだろ。』


「うぅっ、、ひょん~」


『おぉっ、、急に抱きつくなよㅋㅋ』


「大好き、愛してますっ」


『俺も、愛してる』



チュッと可愛らしい音を立ててしたぽっぽは、少し濡れていた。雨のせいだろうと上を見上げると、






空には虹がかかっていた。