11/18/2024, 3:16:52 AM
冬になったら
また、君と同じ星空の下で会えるだろうか。風に靡く日々はあっという間に過ぎていって、あの冬の日から1年という言葉を使えるようになってしまったよ。大切な思い出は抱きしめて、今年も冬を越えるんだ。
11/13/2024, 10:57:22 AM
また会いましょう
自分の認識する範囲が広くなればなるほど、経験や人間関係を積むほどに、自分にも他人にも深入りせず、快適に日々を過ごせる方法を見つけて、社会に溶け込んで生きていく。それでいいの、みんなそうだから。だけど少し寂しいよね。自分の人生だからさ。
だから、またいつか
昔の自分と笑って、出会えますように。
11/12/2024, 1:08:57 AM
飛べない翼
地上が息苦しかった。何度も大きな翼を持った鳥のように空を自由に飛べたなら、何も考えずに生きることができたなら、どれだけ救われるだろうって。君もそうだろうか、笑うだろうか。期待も今に残ってしまって、もう一度大きく息を吸う、さよならを吐き出す前に。
11/11/2024, 12:42:38 AM
ススキ
秋になると通学路はススキのストリートで、風が吹くたびさわさわさわさわと鳴り、話し声を打ち消し、自然の音だけが残った一瞬の沈黙が訪れるような帰り道。子供ながらに、ダイナミックに揺れるススキの穂を見るたび、心惹かれた。風によって落ちた穂を拾い集めては、持った穂を独り風に靡かせながら、赤く照らす夕日に向かって走れるまで駆けぬけた。
10/2/2024, 11:04:26 AM
奇跡をもう一度
不明瞭な正解という概念が存在するから、この世界はわりと面白い。