9/19/2024, 8:10:23 AM
夜景
誰かが言った。命の瞬きのように見ていた星空が、実は死んでいく灯だったとしたら綺麗だと声に出して言えるのかと。私は声に出していえなくなってしまった。無知は自分の思いに対する冒涜だと思った。でも、それを知らなかった私はただ綺麗だと、心の底から思ったんだ。だって、その気持ちに嘘はないから。今はそんな気持ちが大切だと思ってる。
9/13/2024, 1:30:51 PM
夜明け前
それまでの自分を否定するわけじゃない。
ただ、夜明けを待つだけじゃ、明日は来ないから。
何も取り柄がないから怖くて、周りの言葉が怖くて、自分の選択が間違っていないか怖くて。
でも、どうしてか、一歩踏み出して見たい。
今が悪いわけじゃない。ただ、もう少し、自分に期待してみたくなったんだ。
7/1/2024, 11:57:16 AM
窓越しに見えるのは
電車の冷房はまだ少し肌寒くて、鮮やかな緑色になった木々と吸い込まれそうな青空の間を、馴染みの音楽と一緒に流れる。夏が始まる。
6/30/2024, 4:02:28 PM
赤い糸
小指に繋いだ赤い糸、なんて人は居ないけど。そう言って思い浮かぶ人くらいはいたっていいよね。時間はなんの気なしに進んでいくけど、過去も今も未来も、変わらず大切なものがありますように。
6/29/2024, 2:42:33 PM
入道雲
君とみる入道雲は夏すぎてなんだか目を逸らしたくなった。だって、こんなの忘れられない夏になるから。今日の思い出を抱えたら、多分ずっと君を忘れられない気がするから。