今日はあたたかいね。
そう言って繋いだ君の手もあたたかくって、僕の心まであたたかくなっていく。
目があった時、ふわっと笑う君の笑顔が好きだ。
こうやって僕は、君に心を奪われたのかもしれない。
{あたたかいね}
明日も、明後日も、1週間後も、1年後も、全て未来だ。何が起こるかわからない。だからこそ、自分を信じて、仲間を信じて、この手で握ってる未来への鍵を使うんだ。未来への鍵は、希望。まだ見ぬ世界への旅路。
{未来への鍵}
私は希映。あ、きはって読むからね。簡単に自己紹介すると、ヤンキーです。みんなから恐れられていて、もちろん、ケンカも強い。まぁ、でも、根っからのヤンキーってわけではないかな。ケンカっ早いわけでもないし、誰にでも暴力を振るうとかもないし。でも、生まれつき目つきが、ね。目があったらそらされて、近づくこともできない。男子からも恐れられてる。初めは男子だけだったのに、いつからか女子も混じって私のことをいじり始めた。大勢でいる方が強いとか、思ってんのかな。そういう奴が1番弱いのに。
そんな私に、唯一話しかけてくれる人がいる。その人は学級委員長なんだけどね、真面目で、私なんかに話しかけるような感じじゃないのに、話しかけてくれるの。しかも、ずっとクラス一緒なんだよ。なんか、運命感じちゃう。いや、それは大げさだけどさ、なんか、ずっと、一緒にいたいな、なんて。
私、恋を知らないヤンキー女子が、初めて恋を知りました。
注:これはお話です。最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
今日は1/6。季節は冬。君の笑顔は冬の寒さを吹き飛ばす、温かく優しい冬晴れのようだ。
幸せとはなんだろうか。
楽しいことか、嬉しいことか、それとも笑っている時間だろうか。わからない。私には、今の私には、わからない。
ただ生きることに必死な今は。何も考えずにただ生きているだけの今は。充実しているとも言えないような今は。
時々、思うことがある。悲しい時に、辛い時に、寂しい時に、隣にいてくれる人が欲しいと。
今の自分が幸せかどうかなんて、わからない。でも、ふとした時に、
「あぁ、あの時は幸せだったな。」
なんて、思う時が来るかもしれない。
過去は変えられない。未来は変えられる。明日も、明後日も、幸せだと笑えるように、今日を生きる。幸せだと思える今日を。