藤華

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12/27/2024, 4:43:07 AM

変わらないものはない。それがどんなに嫌だとしても。
俺には彼女がいる。明日でちょうど、付き合って1年になる。初めの1ヶ月くらいかな。愛し合っていたのは。お互いに初めての恋人だから、照れあいながらも想いは通じ合っていたと思う。でも、それが変わっていった。いつのまにか君は、他の男に想いを馳せていた。その相手も、君に想いを馳せていたのかな。俺が君と話す時間が少なくなっていって、付き合っているのかすらわからない時間を過ごしてきた。今日は付き合って1年の記念日。そしてそれと同時に、別れる日。
変わらないものはない。君の愛情も、視線も、全てが変わっていく。もう二度と感じることはないだろう。君の温もりも、この胸の痛みも。

12/12/2024, 11:30:14 AM

あい→あおいの彼女(今回の主人公)
あおい→あいの彼氏

「もう、卒業だね。」
寂しいな。心にぽっかり穴が開く。友だちとも、あおいくんとも、会えなくなるのか。
「っ⁈」
急に後ろから抱きしめられた。誰だろう?
「俺も、寂しい。」
この声は、あおいくん?いつもクールで、こんなことめったにしないのに。よっぽど寂しいんだな。私も寂しいのに、嬉しくなっちゃうじゃん。
「好き。」
きゅんっ。ストレートな愛情表現に、嬉しいのと照れるのとで顔が熱くなっていく。
「私も、あおいくんのこと、大好きっ。」
大好きは言い過ぎたかな?
「わっ⁈」
急に一回転。あおいくんと向き合う形に。そしてあおいくんは、
「あい。外国行っても、忘れないでね。あと、無理したら、ダメだよ?」
と、気遣ってくれた。そう、私は高校生になったら、留学するのだ。えっへん!じゃなくて、だから、あおいくんたちとは、しばらく会えなくなる。遠距離恋愛どころじゃないのだ。
「あおいくん。」
改めて見つめ直す。透き通るほど白い肌。曇ったところのない、綺麗な瞳。優しい性格。私は、あおいくんじゃなきゃ、好きになれなかった。
「これからも、よろしくね。」
満面の笑みで、私はそう言った。しばらく会えない寂しさを隠すように。
「っ?」
私の唇とあなたの唇が触れる。これからもずっと、一緒だという証に。

12/11/2024, 10:29:45 AM

こんなに苦しくなるなら、気づかなきゃ良かった。

いつからだろう、君だけが特別になったのは。君だけが他の人とは違う。キラキラして見えた。かっこよくて、かわいくて、好きになった。君の全てが好き。自分でも不思議なくらい、信じられないくらい好きだった。

でも、好きでいるだけでいい。何もいらない。求めないから。

だから、好きでいていいですか。

12/10/2024, 10:47:57 AM

仲間とは
共に高め合う者同士
仲間とは
信頼し合う者同士
仲間とは
それ以上にもそれ以下にもなれない者

クラスメイト以上、友達以下。それ以上にもそれ以下にもなれない。どれだけ想いが募っても。

12/9/2024, 10:49:09 AM

「もう、卒業だね。」
さみしいな。心にぽっかり穴が空く。
「っ⁉︎」
急に、抱きしめられた。
「ど、どしたの?」
いつもクールなのに。いつもはこんなことしないのに。
「さみしい。」
きゅんっ。嬉しいのと、照れるので顔が熱くなるばかり。
「手、繋ごう?」
手を繋げば、繋がってるって感じられる。だから、これからも、
「「ずっと、一緒だよ。」」
どれだけ離れても、君のことは忘れないからね。

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