裏返し。
小学生の時、オトンの大人の本を盗み見していたのがバレて、焦って裏返しにした。
中学生の時、テストの点数が思ったより悪くて、もらってすぐに、裏返しにした。
高校の時、ポケベルに彼女から「別れたい」とメッセージが届き、ショックで裏返しにした。
大学の時、第1志望の会社から不採用通知が届き、読んだ後すぐに裏返しにした。
大人になってからは、うっかり詐欺サイトを開いてしまい、恐怖心からスマホを裏返しにした。
裏返しにしても、何も変わらないことは知っている。
現実逃避をしていることも、自分でわかっている。
しかし、向き合うのが辛い時もある。心が追いつかない時がある。
だから今日も、給料明細を見た瞬間に裏返しして、現実から目を背けてしまうんだよなー
鳥のように
空を飛べたら楽しいだろうな。
しかし、まだまだ暑い。
どこかスズメる場所はないかな。
着る服のキジは薄い方がいいかな。
こんな天気の日は車で、海岸沿いをかっトビたい。
お弁当も持って行こう。ピーラーで梨の皮をムクドリ。
ツバメロンも一緒にね。
お金はないけど、少しくらいタカくても大丈夫。
オイシイものを食べたいからね。
飲酒はダメだけど、ハヤブサワーも飲みたいね。
…
うーん、自分で言うのもなんだが、寒いな笑
まぁ、空を飛べなくても、意外と楽しめるカモー
さよならを言う前に。
今日1日の報告書を提出し、
明日1日の予定を報告して、
今月の売上予定を提出し、
来月の売上予定も提出する。
売上が上がらず、怒られて、
時間を有効に使えていないと怒られて、
残業時間が多いと怒られて、
やっと会社にさよならを言える。
さよならって言うの、簡単じゃないよなー
空模様
私の住んでいる地域には、こんな言い伝えがある。
「弁当を忘れても傘を忘れるな」
この地域は天気が変わりやすいので、いつも空を見上げ、空模様を確認する習慣がある。
この言い伝えは、そんな地域特有の知恵であり、とても素敵な言葉だと思う。
傘は必需品だが、かさばるのが悩みの種。
だから、私は常にコンパクトな折りたたみ傘をカバンに忍ばせている。
そして、私の会社にも言い伝えがある。
「商談を忘れても会議を忘れるな」
私の会社は会議が大好きなところだ。
たとえ重要な商談が重なっても、会議への出席が最優先される。
「会議をすれば売上が上がる」と本気で信じている部長がいる。
そして、私たちはそんな部長の機嫌を伺い、彼の「空模様」を気にしてばかりいる。
この言い伝えは正直、クソだ。
部長の急な「雨」に備えて、心の傘も必需品だが脆いのが悩みの種。
かさばっても良いから、嵐にも負けない強くてデカイ傘、どっかに売ってないかなー
最近のランチはもっぱらゆで太郎に行くことが多い。
ただ、私の良く行く店舗は、どうにもオジサンばかりだ。
券売機の列の前を見ても後ろを見てもオジサン。
テーブルの右を見ても左を見てもオジサン。
店内も駐車場もオジサン。
「本当にオジサンばっかりだなぁ」と、毎回思うけれど
食後に携帯の鏡機能で身だしなみを整えるとき、鏡に映ってるのが自分が1番オジサンなんだよなー。
さて、今日も午前中バリバリ仕事して、オジサン達に会いに行こー。