小学生の頃、自転車に乗ってどこまでも行けると思っていた。
知らない場所へ行くことが楽しかった。
しかし、校区外に出たことが先生にバレて、ビンタされた。
中学生の頃も、自転車でどこまでも行けると感じていた。
知らない人たちを見るのが楽しかった。
でも、知らない高校生に公園のトイレに連れて行かれ、殴られた。
高校生になると、また自転車に乗ってどこまでも行けると信じていた。
知らない風景を見るのが好きだった。
しかし、彼女が車に乗る先輩と仲良くしているのを見て、自分がまだ自転車にしか乗れないことに悔しさを感じ、次第に自転車から遠ざかっていった。
父となったとき、息子が自転車を欲しがり、自分の分と2台購入した。
息子と二人で自転車に乗り、どこまでも行けると思っていた。
知らない公園に行くことが楽しかった。
しかし、息子はすぐに飽きてしまった。2台で10万円だった。
振り返ると、自転車にまつわる思い出はあまり良くないものばかりだ。
でも、思い出がたくさんあることは確かなんだよなー🚴
君の奏でる音楽に恋をした。
友人のピアノ発表会で演奏していた君。
その演奏は、とても綺麗で、とても美しかった。
こんな子と付き合いたい、そう思った。
見た目ばかりで女性を追いかけていた中学時代。
初めて、見た目以外で、音で人を好きになった。
それから1年後、奇跡が起きた。なぜか君が彼女になってくれていた。←予想外
さらに1年後、いつ振られるかとビクビクしていたが、まだ付き合ってくれていた。←想定外
そのまた1年後、君が車を持っている年上の男とたくさん遊んでいるのを知っていたが、何も言えず、それでもまだ付き合ってくれていた。←予想外
さらに1年後、私の友達と、明らかに友達以上の距離感で話しているのを見たが、振られるのが怖くて、やっぱり何も言えなかった。←予想通り
そしてその1年後、君は私の前から消えていた。←予想通り
音で好きになった人は後にも先にも君だけだったけれど、調律の取れた関係を続けることはできなかったなー。←オチは予定通り
人生って意外と予想通りかもー笑
麦わら帽子
唯一、私に似合う帽子。
だが、時期限定、時間限定で、場所限定のアイテムである。
そんなことは関係無いし、誰も私を見ていないのは分かっってるが、それでも気にしてしまう。
人の目を気にしてばかりの自分が本当に嫌だ。
だから一緒に出かける友人は、そんな事を気にしないタイプの漢を誘う。
しかし、そんな漢は「麦わら帽子似合うね!」とか言ってくれない。
そんな事を気にする性格ではないからだ。
でも褒められるのが好きな承認欲求の強い私。
唯一自分が似合う麦わら帽子を被っているのだ。
褒めて欲しい。
だから褒めてくれる友人を誘う。
しかし気の利く友人は気付く、「室内なのに」、「9月なのに」、「雨なのに」、「夜なのに」、「キャバクラなのに」、「ハゲてるのに」
気付かれてしまう。
うーん
今日は出かけず大河ドラマみよー
上手くいかなくたっていい
楽しければいい。
上手く行かないからこそ、上手くいった時に楽しいのだ
そう思い続けてゴルフ歴15年。
それなのに、一向に上手くいかない。
どれだけ練習しても、全く自分の思い通りにならない。
流石にもう楽しいと思えなくなってきた…
そろそろゴルフも潮時かな…
そう思いながらも、「今日こそは」とワクワクしながらゴルフ場へ向かう自分は、思い通りなんだよなー
蝶よ花よ
最近の新入社員は蝶よ花よである
蝶を触るように優しく、花の育てるように丁寧に扱わなければならない。
(単なる嫌味)
就職氷河期の自分達とは大違い。
(単なる妬み)
私達はミスをすれば即座に怒鳴られ、失敗は許されない空気だった。
そんな中必死で食らいついてここまで残ってきた。
しかし、今はミスをしても一緒に改善策を探し、決して失敗を責めないよう指導するよう言われている。
そしてそれを私達が出来てなければ、やはり上から怒鳴られる。
うーん
俺達ってめっちゃ損じゃね?笑
(単なるひがみ)