小学生の頃、自転車に乗ってどこまでも行けると思っていた。
知らない場所へ行くことが楽しかった。
しかし、校区外に出たことが先生にバレて、ビンタされた。
中学生の頃も、自転車でどこまでも行けると感じていた。
知らない人たちを見るのが楽しかった。
でも、知らない高校生に公園のトイレに連れて行かれ、殴られた。
高校生になると、また自転車に乗ってどこまでも行けると信じていた。
知らない風景を見るのが好きだった。
しかし、彼女が車に乗る先輩と仲良くしているのを見て、自分がまだ自転車にしか乗れないことに悔しさを感じ、次第に自転車から遠ざかっていった。
父となったとき、息子が自転車を欲しがり、自分の分と2台購入した。
息子と二人で自転車に乗り、どこまでも行けると思っていた。
知らない公園に行くことが楽しかった。
しかし、息子はすぐに飽きてしまった。2台で10万円だった。
振り返ると、自転車にまつわる思い出はあまり良くないものばかりだ。
でも、思い出がたくさんあることは確かなんだよなー🚴
8/14/2024, 3:29:57 PM