Chi garden

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9/4/2025, 12:58:25 PM

言い出せなかった「」



言い出せなかった「言葉達」


言わずに


頭の中で会話した



想像力の「種」になる


言った「相手」になれる


元は何かと「問う」事が出来る



確かに

言い出せなかった時は

「迷い」がいる。


それは

言い出せなかった「何か」が

直感的に

経験値的に

空気感を察し


言い出せなかったになっただけで

後から、言いたかったなら

「あの時…」と話しを切り出した時に


相手は

「覚えててくれたんだ」

と、未処理だった、相手の感情が引き出しから

取り出され


「何の話し?」

と、忘れている、相手もいるのだと


生きている「速度」を知る。

9/3/2025, 1:17:50 PM

「Secret Love」


今なら言えるよ…

初恋に、似た気持ち


だけど、「憧れ」だったのだと。



名も思い出せない

思い出の中に、今、あなたはいるのです


Silhouetteは、大きく

穏やかな地に、輝いているから


その中に、かがんでみた

幼き日





大人へと遠ざかり

かがむ、このSilhouetteの中に

秘めた想いは、おもちゃ入れの様に

時が経ち


いつの間にか、姿は無いけれど



あのSilhouetteの、暖かさは永遠に

この胸に…


暖かい陽射しに、照らされている。


今、ひとつ暖かさを手に取ったように

おもちゃの奥に

眠ったままの、物語りが

両手から

風に乗り、綿毛へと…

9/2/2025, 11:11:26 AM

「ページをめくる」



改めて思う


「思い出」の形の意味を。



改めて思う


「書いた」方が覚えている中身を。



どちらでも無い「時」のページの真ん中



「時代」のページを、めくりながら

巡りながら


まだ

まっさらな、真っ白な

「明日」のページが、待っていてくれている



誰にでもある「明日」のページを

今は、開く前。


9/1/2025, 12:56:06 PM

「夏の忘れ物を探しに」


もっと

ずっと、ずっと昔だよ

君が落とした涙も、砂場に描いた絵も

ここからは、早口で読んでみて…



砂時計返したら

小さなスコップだっていらないくらい

夢中で、国を作ったっけ?

ただ、通過していく水に、はしゃいだり

字は書けなくても

上手く説明しなくても

笑い合って無邪気だった

仲間に入れずに

違う砂時計は、装飾が見たことない程に繊細で…


何が違うかなんて無い

守られながら自由にいた

自由に作った分だけ

楽しさは目に写り写真を超えた記憶なんだ、きっと

手触りも、笑い声も、右に誰がいたかも鮮明で

砂粒ひとつひとつに、つまってる


今じゃ自由に、昔へ行ける思考に

今じゃ不自由さも、感じる落ちる速度も

いつかの雨かな?なんて「降る」に変換したり

砂時計は落ちるというより

降っている思い出に見えるよ

ある意味自由は広がって、手の中にあるから


忘れ物は

幼い面影

忘れ物は

何も考え無い事だよ。

それを、忘れない様にと

忘れた頃に

自分の中を探すから

忘れ物は無いよ。



8/31/2025, 12:49:01 PM

「8月31日、午後5時」


夏休みが終わり


あくび交じりの夏


ちらほらと、神社の祭りが


花火の後の


線香花火みたいに、咲いて賑わう


明日から9月なんだと


まだ感じる事無い日暮れ



誰かの帰り道

誰かの夕食の支度

誰かの行き詰り

誰かのポストと願い

誰かとトンボ


日が暮れ、9月が来るのだと

カレンダーを、めくる音が世にある。

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