花畑ってどう思う?
あーその、昨日テレビで見てさ。
普通にきれいだったんだよね。
で、実は個人的に珍しいんだけど見にいきたくなったから、同行者を探してんの。
ね、だからといってはなんだけどさ
一緒に行こうよ。あなた花、好きでしょ?
……やっぱごめん。言い方変えるわ。
「初デート」、どうですかっていうお誘い。
ちなみに私はそれはもうあなたと一緒に行きたいです。むしろあなたがいいし、実は真っ先に来ました。
全然笑ってよ、本望でしかないから。
返事は…言うまでもなさそうな顔してんね。
わかるよ。好きだし。
「花畑」
大切なものに 気づかないぼくがいた
︙
ほんとに強い気持ち やさしさを教えてくれた
︙
ひとりきりじゃないこと 君が教えてくれた
大切なものを…
-合唱曲『大切なもの』より
また今日も、“大切な”君に思いを馳せて。
「大切なもの」
嘘は嘘でも
素直に楽しむ君だから、| 誰も傷つけない君だから、
好きになったのだ。
「エイプリルフール」
何も知らないから僕は怖がりなのだと思っていた。
高所に足がすくむのも、海に言いようのない不安を感じるのも。…まあその他諸々。
でも、どれだけ知識を取り入れてもやっぱり怖いものは怖い。
それどころか、世の中には理解が及ばない恐怖がごまんとある。
例えば僕が怖がる様子をにやにやして見ている君!
ねえ聞いてる?
「怖がり」
隣だけなんて足りない。
前後左右、あなたの四方が欲しい。
それから、あなたにとっての私の存在を、何にも変えられなくしてしまいたい。
じわじわっと膨らませて、戸惑うくらいの大きさにして。
…みたいな。
本音はさ。
私無しで生きるあなたを見たくないといいますか。
でもずっとなら、たぶん、少しでも十分なので。
片隅にでも、席を置いておいてほしいのです。
「ずっと隣で」