昼顔

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3/2/2026, 3:07:48 PM

いつか止むと信じて雨に打たれ続ける。
いつか日が昇り、暗闇が払われると信じて夜を過ごす。
叶うはずがないと分かっていながら、今日も流れる星に願いを託す。
どうかこの苦しみが、いつの日にか終わりますように。
そうして今日も絶望の中を生きていく。

「お題 たった一つの希望」#185

3/1/2026, 11:30:51 AM

喰べても喰べても満たされない。
怪物は尚も喰べ続ける。いつか空腹を感じなくなるまで。
そんな時が訪れることはないと知りながら、怪物はひたすらに腹を満たそうと喰べ続ける。

「お題 欲望」#182

3/1/2026, 5:19:22 AM

砂塵舞う荒れ果てた大地を進む。先祖達が踏みしめた荒野を、文明の力たる二輪バイクに乗って駆け抜けていく。
何日もかけて歩んだ道のりが、わずか1日で走破出来てしまう。
変わり映えのない景色の中。
バイクの駆動音と振動が、確かな前進を感じさせる。
やがて陽炎の揺らめく中に、街の影が浮かんできた。

「お題 遠くの街へ」#181

2/26/2026, 11:58:03 AM

過ぎた過去も、来たる未来も、「今」ここにいるワタシに繋がっている。
今までの選択とこれからの選択、どちらが欠けても「今」のワタシは形作れない。
過去、現在、未来。
無数の線上の一筋の自分。

「お題 君は今」#180

2/25/2026, 2:14:48 PM

気が重くなる曇り空。
切れ切れな覗く青の彩度さえ鬱陶しく、気分は下り坂。
例えるなら低空飛行。
頭上にのしかかる灰色の雲を溜息で晴らせるはずもなく、肺から酸素が抜けていく。
心中映る午後の空、どうやら雨は降らないようだ。

「お題 物憂げな空」#178

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