昼顔

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砂塵舞う荒れ果てた大地を進む。先祖達が踏みしめた荒野を、文明の力たる二輪バイクに乗って駆け抜けていく。
何日もかけて歩んだ道のりが、わずか1日で走破出来てしまう。
変わり映えのない景色の中。
バイクの駆動音と振動が、確かな前進を感じさせる。
やがて陽炎の揺らめく中に、街の影が浮かんできた。

「お題 遠くの街へ」#181

3/1/2026, 5:19:22 AM