11/18/2025, 12:28:42 AM
熱を帯びた白い息が、攫われてゆく。
凍りつくような寒さが、立ち向かう心を嘲笑うように、心を凍てつかせる。
全身がかじかんで、痛いくらいだ。
それでも越えなければ、春は訪れない。
「お題 冬へ」#128
11/16/2025, 8:56:04 PM
白くやわらかい月光が地球を照らす。そこに住まう全てのモノを映し出す。
憂いも迷いも、静寂の内に解ける。
孤独の夜に惑う人々を包み込む、月明かり。
「お題 君を照らす月」#131
11/15/2025, 11:28:49 PM
揺れる木々の合間を差す、光線の道筋。
風が遊ぶ昼下がり。西に傾く太陽。
やがて茜に染め上げる、青空の向こう。
今はまだ、この微睡みに沈みたい。
「お題 木漏れ日の跡」#115
11/15/2025, 3:06:51 AM
今日を生きよう。
昨日の私と、
明日の私に、
「頑張ったね」と言えるように。
「お題 ささやかな約束」#123
11/13/2025, 10:18:11 AM
果たされることはなかった。
何度だって願い、その度に変わらぬ現実を突きつけられた。
必死に願った時間を嘲笑うように、日常は重く暗くのしかかった。
それでも、変わる時が来ると、報われる時が来ると、信じて祈った。
助けてほしいと、見えざる神に祈り続けた。
死の床に伏してなお、祈りは届かない。
「お題 祈りの果て」#77