10/26/2025, 8:23:11 AM
あの美しく軽やかな羽根で、どうして鳥は飛べるのだろう。
何故人は硬い金属で出来た乗り物でないと、空を飛ぶことが出来ないのだろう。
無論、どちらともかかる重力はさほど変わりないだろう。
しかして何故鳥はあんなにも軽々と空を自由に飛ぶことが出来るのか?
同じく羽根を持ったところで、人は空を飛べない。
体を支える為の翼と、強靭な筋力があれば飛べるのだろうか。
だとしてそれは、人が望む飛行と同じものになり得るのだろうか?
「お題 揺れる羽根」#64
10/25/2025, 9:56:46 AM
底の底に押し込んで、何重にも鍵をかける。
もう誰も触れないように。
もう誰も傷つけないように。
もう、痛い思いも、苦しい思いも、感じないよう。
最後は深く沈めてしまおう。
「お題 秘密の箱」#93
10/24/2025, 12:40:16 AM
全てを捨てて、何処か知らない場所に行けたなら、海の見える孤島なんかどうだろう。
あるのは自然と生き物たち。
人の文明で整地されてないまっさらな場所は、正にゼロからやり直すには最適な場所ではないか。
かつて祖先達が生きたように、ただ生存本能に身を任せて生きるとはどういった感覚なのだろう。
「お題 無人島に行くならば」#63
10/23/2025, 6:04:27 AM
どこか物悲しい風が、季節を吹き過ぎていく。
紅葉する葉は役目を終え、その命を散らす。
刻々と近づく冬を前にして、足早に帰路へと就く。
「お題 秋風🍂」#61
10/22/2025, 4:01:26 AM
予感はあったんだ。
腹の底から迫り上がる、正体不明のそれが。1日ずっと拭うことができず存在していたそれが。
いつの時点だ?
外に出る1歩目か。
ニュースの合間にあった星座占いでの最下位か。
少し焦げたパンを噛じった時の苦味か。
いいや、
目が覚めた時。
今日という日が始まった時から、それはあった。
目の前に広がる鮮血は、まるで夢の中にいるかの様に、鮮やかだ。
「お題 予感」#60