冴えないけど日差しが弱くなるから
夏の雲の多い空は好き。
上手くいかないことも、少し傷つくこともあるけど
真っ当に真っ直ぐに生きたい。
そう思えるだけの大切なものと感謝の気持ちを私は持っているから。
-空を見上げて心に思い浮かんだこと-
吐き出すように書き連ねたメッセージ。
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少しでも力になりたい、本気でそう言っていた。
たくさんのことをしてもらっているから、私も何か返せるならそうしたいと思った。
だけどそれは、全てあなたの希望通りに動くという意味ではなかった。そんなことは不可能だ。
軽率な言葉だったのだと思う。本気で言っていたとしても、あの時点であくまで出来る範囲でだと正確な注釈を入れないといけなかったのかもしれない。
あなたを失望させ、傷つけてしまったことは紛れもない事実だ。
それでも、恨んでいると言われないといけないほどのことだとは思えなくて苦しい。できる範囲で力になりたいと思うことは、そこまで罪深いことなのだろうか。
…なんて思っていることを知られてしまったら、更に失望させてしまうのかな。
思えば、人に恨んでいると言われたのは初めてのことだった。反射的に否定する言葉を返さず、落ち着いて理由を聞くという対処ができて良かった。その点は、自分の成長を素直に褒めたい。
恨んでいると言われた時、私の中で何かが失われたような気がする。
少なくとも、純粋な気持ちで心の思うままに手伝いたいと声をかけることができなくなってしまった。それが悲しい。
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…こんな風に、相手を責めるような言葉を紡いでしまう時、決まって私は疲れているのだ。自分に余裕がないから、自分を労ってないから、自省する前に相手に当たってしまう。
自分を大切にできない人は、周りの人も大切にできない。この言葉は本当に的を射ている。
今日はちゃんと休もう。
大切な人をこれ以上傷つけないようにするために。感謝の気持ちを忘れないようにするために。自分の好きな自分でいるために。
大好きなもの、大切にしたいものを私ははっきりと見つけられているのだから。
-1件のLINE-
紫陽花や きのふの誠 けふの嘘
人の心の移ろいやすさを詠んだこの俳句を私に教えてくれた友人は
紫陽花を見て自分を思い出してほしいのだと言っていた
結局私は紫陽花のことも俳句のことも覚えてなくて
彼がこの話を再度持ち出したタイミングでようやく思い出したのだった
つまり彼の目論見は失敗に終わっていた
それでも彼がそのような意図を話していたことは覚えていたのだからある意味成功と言えるのだろう
私たちの関係は
またたく間に消えてもおかしくないような
淡く曖昧なもので心地良い
彼にとってもそうであるといいのだけれど
-あじさい-
好きすぎて嫌い
嫌いたくなるほど好き
私だけを見てくれないから好き
わがままを受け止めてほしいから嫌い
あなたといれば理想郷
なんて
まやかしでごまかせないエゴ
-好き嫌い-
少しは大人になったと思う
未熟なところは山ほどあれど自立して生活しているし
精神的にコントロール出来る部分も増えた
それでも母の前ではずっと子供のままだ
優しさに甘えてばかりでいる
私のことをいつも優先してくれる母は
なかなか私を頼ってくれないのだけど
必要な時は絶対に力になりたいから
もっと大人になりたい
そんなことを考えた母の日の夜でした
-子供のままで-