夢を見てたい
あなただけがいないなら
きっと白昼夢なんだろう
目を開いて見渡せば
あなたの笑顔が見えるから
悪夢なら心から離して
夢心地で幸せを歌おう
夢を汚す茨は
声を枯らしてしまおう
夢から覚めよう
あなたの声が届かない夢から
間違ったこの世から解かれて
あなたのもとへ行こう
惹かれゆくままに
20歳
もしも私が大樹なら
まるであなたは蕾のよう
悪しき雨風、つぶてが落ちようと
この手を離すことはないから。
あなたから離すそのときまで
あなたが花咲かせるその日まで、
悲しみの雨を拭いましょう
喜びの雨を落としましょう
あなたが迎えるその日を待って、
したためた愛を送りましょう。
あなたの居場所はいつも大樹に
いつまでもあなたの帰る場所。
良いお年を
こんな繋がってる空なんか見たって
君を感じることなんてなくて、
良いお年を、て言葉を聞くのは
明日へ向かう数秒前にしたいよ。
僕らの間の鐘の音より
僕らの先にある鐘を響かせようよ、
手を伸ばせば君より空が
今は近いみたいだから。
来年こそって期待くらい、
させてください。どうか、どうか
心の旅路
おいていかないで。
貴方だけの行き先は
きっと見えなくなってしまうよ。
見つけるなら、僕と貴方で
迷いながらでも、同じ胸の内で
旅には終わりがあるから、
僕達が向かうのは終点だろう。
けど、終わりは失うことじゃないって
僕らこの旅で学んできただろ
いつかの終点は今じゃなくていいよ
今向き合うのはこの分かれ道だ。
何度後ろ見たっていいんだよ
最後に前を向けたらいいよ
終点で笑えたらそれでいいなんて
甘えてるけれど、確かに思えたんだ。
僕ら歩幅合わせて終点の先の先へ。
凍てつく鏡
貴方の顔が笑っている
それは良いことだ、良いことのはずだ。
貴方の笑顔が好きだったはずだ
例え貴方の時が止まっていようとも
鏡中で笑顔に凍てつく貴方が愛おしいはずだ。
されど、何だ。
この鏡に映る男の顔は
これは愛しいものを見ている顔であろうか。
鏡中で凍てつく笑みを見るたび
私さえ凍てついている。
目を外した幾分か後に気づくのは
高揚した感覚と、諦めに似た焦燥だった。
貴方を想い、眺めながら。
私はこの鏡に囚われている。