パラレルワールド
あのときこの選択を選ばなければ、
あの選択をしていたらとよく嘆いてしまう。
そうして嘆くうちにひとつ浮かんでしまった。
なぜ私は選ばなかった選択が
良い方向に向かうと確信を持っているのかと。
それはきっと現在を生きる自分らの状況が
良くないものだからだろう。
だから更に良くない方向に行くとは
到底思わないのだ。
そう考えることは出来ても
いざ状況が悪くなったらまた後悔をしてしまう、
そういう生き物だと割り切るしかないのだ 。
楽観的になることが幸せを連れてくることもある。
僕と一緒に
君が伝えたかったのはなんだったのか
君が紡ぐはずの言葉は君と共に消えた。
伝えようとしてくれたとき、
君はどんな顔をしてたのかな。
それを知ることが出来ていたなら、
僕の前から消えることはなかったのかな。
いくら考えても帰ってくることは無い
それがきっと答えなんだろう。
君が死んでいたら、
なんて安易な希望も無いわけじゃないけど。
君のいない世界で生きるより
ずっと楽だと思ったから。
いなくなった理由を考え続けるのは疲れたから。
さようならを、愛しい君へ
虹の架け橋
夢は虹のようだと常に思っている。
遠方なら素晴らしく美しく、
美しさに酔い触れようとすれば
霞に撒かれてしまうような。
それを胸に抱こうと願うなら
虹を渡り歩くような妄想を
真剣に取り組まねばならない。
その様は酷く無様であったりする。
だが、そんな世迷言を成し遂げたものこそ
朧の虹を歩み切りその夢を永遠に抱けるのだろう。
既読のつかないメッセージ
君との最後を過ごせて幸せだった
君とすごした全部が僕の宝物なんだよ。
君に出会い別れるまで後悔なんてしてないし、
やりたいことも全てできた。
君と出会えたことが、
人生で1番幸福なことだったんだよ。
だからお願い、そんな顔で泣かないで。
僕を想って泣かないで。
今すぐにでも抱きしめたいよ
なのにこんなにも君は遠いんだね
誰よりもそばに居てくれたのに
誰にも届かない場所に来てしまった
ごめんね 愛してるよ
靴紐
いつかの結び目は
気づくまもなく解けてしまうような、
いつかは自ら解いてしまうような、
固く結んでも、苦しさで解いてしまうような、
そんなものだと、やっと気づいたよ。
だから、結び直せたなら
解ける前に結び直してあげられるような、
解けそうになったら結び直したくなるような、
固い結び目が、愛を教えてくれるような、
そんなものに、僕が。