椿

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5/10/2025, 6:02:22 PM

「ねぇみんなっ、僕のおしりが目印だよっ付いてきて!」
ほたるさんがおしりを光らせてみんなを案内します。
葉っぱのよこを通ってどんどん奥へ進んでいっていると、後ろの動物さんたちがこう言います。
「ほたるさんほたるさんっもうちょっと待って欲しいな、僕ら君みたいに小さな体じゃないから葉っぱをよけるのも大変なんだ」
ほたるさんはハッとしてみんなを待つことにしました。みんなでゆっくり歩いていると、そこにはほたるさんのお友達がたくさん。透明な湖、背の低い草むらおしりの光が沢山光ってきれいです。
「この場所をみんなに見せたかったんだよ!」
動物たちはこの場所が大好きになりました。
静かに凪ぐ湖、その湖に反射するほたるたちのおしりの光。涼しく吹く風。
そのどれもが素敵に感じられました。
いつしかこの場所はみんなが一緒にくつろげるとても暖かい場所になりましたとさ。

3/22/2025, 2:17:02 PM

さようなら。
それが僕が聞いた最後の君の声。
君が家を飛び出したあの日、
君は旅立ってしまった。
遠い遠い空の上に、
いつかまた逢えるなら、
僕は君にごめんねって言いたい

3/22/2025, 12:06:27 AM

先生や友人たちの顔を濡らす涙、
黒板に描かれた下級生からのメッセージ、
この手に受けとった卒業証書、
目の前に広がる桜吹雪、
桜の木の元で君は緊張した顔して私に××した。
目を瞑るとまだ鮮明に浮かぶ、青春の終わり

3/21/2025, 12:19:00 AM

「手を離さないで」
しっかり、そして優しく手を握る。
離れないように、でも痛くないように、嫌がらないように。
だって、この結び目が私の子を守る。

3/20/2025, 1:28:13 AM

豆を挽き珈琲を淹れる。
冷めるまで本を読んで待とう、
本を開いて、今日はどんな世界に行けるだろう

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