「ねぇみんなっ、僕のおしりが目印だよっ付いてきて!」
ほたるさんがおしりを光らせてみんなを案内します。
葉っぱのよこを通ってどんどん奥へ進んでいっていると、後ろの動物さんたちがこう言います。
「ほたるさんほたるさんっもうちょっと待って欲しいな、僕ら君みたいに小さな体じゃないから葉っぱをよけるのも大変なんだ」
ほたるさんはハッとしてみんなを待つことにしました。みんなでゆっくり歩いていると、そこにはほたるさんのお友達がたくさん。透明な湖、背の低い草むらおしりの光が沢山光ってきれいです。
「この場所をみんなに見せたかったんだよ!」
動物たちはこの場所が大好きになりました。
静かに凪ぐ湖、その湖に反射するほたるたちのおしりの光。涼しく吹く風。
そのどれもが素敵に感じられました。
いつしかこの場所はみんなが一緒にくつろげるとても暖かい場所になりましたとさ。
5/10/2025, 6:02:22 PM