静寂に包まれた部屋
今日も一日を乗り越えた。
みんなにとっては、「ただの一日」なのかな?
私にとっては、地獄の一日だった。
家に帰ると、体から全ての力が抜ける。
笑う力、気遣う力、会話をする力、体を動かす力。
すべてが脱力する。でも、、
今日も笑えてたかな?友達に嫌われてないかな?
変なこと言ってないかな?私の顔キモくなかったかな?
あの子、いつもと表情が違くなかった?
悩む力は朝も昼も夜も私の体に、存在する。
悩めば悩むほど、頭が痛い、お腹が痛い、心が痛い。
私の体なのに、私の体じゃないみたい。
私は、私の慰め方も知らない。
ただ、静かな部屋で、親にバレないように
涙を流し、鼻をすする音を最小限に小さくすることしか
できない。
あぁ、、、明日もこの繰り返しか。
秋
そろそろ金木犀が咲く頃。
強いけど、優しく体を包んでくれるあの匂いが好き。
外の乾いて、ひんやりした空気に漂う金木犀の香りを感じているときが一番幸せ。
「空が泣く」
今日が最後の私の人生。
パパとママ、
そして、学校の友人たち、さようなら
もう、殴られることも罵倒されることも、机に言葉を書かれることも無くなるでしょう。
そう思うと泣けてきます!!
今日は曇り。
雨の匂いがして酸素が薄い。
そんな空気と匂いが恐怖をかき消して、
私を空に誘ってくれてる。
歓迎してもらえて嬉しい。
同情して泣いてくれてるのかな?
私の為に泣いてくれた人は今までいないから、
もしそうなら嬉しいよ。ありがとね
好きな本
沈黙のパレード
平穏な町で人気女子高生が行方不明となり、数年後遺体となって発見された。
容疑者は見つかったものの証拠不十分で無罪。
町の人、遺族たちは絶望し、悲嘆に暮れる。
そんな中、事態は大きく動く。
容疑者が遺体で見つかったのだ。
町で愛された女子高生。
愛した人々は、誰のために、何のために
沈黙を続けたのか。
降り止まない雨
君が僕のそばを離れてから何年経っただろう。
まだ僕は君のことを昨日のように覚えている。
僕を包み込む君の石鹸のような匂い
愛らしいしぐさ
怨親平等な君の性格
すべてが忘れられない。
忘れなくてもいいのかもしれない。
でも、僕の心が忘れないことを許してくれない。
毎日のように僕は泣いている。
目が赤く腫れ、喉はいつもガラガラだ。
なのに、涙は流しても流しても止まない。