「喪失感」
君が欲しくてたまらない。
可愛くて、尊くて、優しすぎる君を。
なのに、なぜ君は私の「物」にならない?
私の愛が足りない?私には欠けてるとこがあるのかい?
何度、聞いても君は答えない。
まあ、、その姿も愛おしい。
私のところから離れないでね♡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が、一番君のことが好きなのに、、、
私が君の、一番の理解者だというのに、、君は逃げた。
「ッチ」
あと、もう少しで「所有物」になったのに。
欲しい物が手に入らない、気持ちがこんなに、
辛いなんて、、、
逃げんじゃねえよ
END
「世界に一つだけ」
君にあげた、名前入りの指輪。
世界に一つだけだ。
君は喜んでいたよな。
その、笑顔を見て、一生君を守りたいと
心から想ったよ。
なのに、、
約束を果たせずごめんね、、、。
僕が先に逝ってしまって、、ごめん。
空から僕は、君を見てるよ。
毎日、目を腫らせて、お酒ばっか飲んだらだめだよ。
君がお酒に溺れるなんて意外だな。
・・・
・・・、
ごめんね、僕のせいだ。
指輪、ずっとつけてくれてるんだね。
僕、逝ってから、ずっと気がかりなんだ。
指輪が君を縛ってるんじゃないかなって、、
指輪なんか捨てていいよ。
僕は、世界に一つだけしかない「君の笑顔」だけで
十分だ。
フィクションです。
「胸の鼓動」
私の高鳴る胸の鼓動。
重い足を上げ、
今日も自宅の階段をのぼる。
胸沢 トメ (95歳)
架空の人物です。
「踊るように」
人物の名前
私=藤上 萌歌 (ふじかみ もか)
宮内 悟 (くない さとし)
私の彼氏はとっても良い人だ。
優しくて、頑張り屋で私のことをいつも考えてくれる。
親がいない私に、色んなことを体験させてくれた。
お化け屋敷や温泉旅行、映画鑑賞などなど。
私は初めての体験だったので、悟と居る時間は心が踊る。
私達は、大学を卒業した後、結婚した。
これから幸せな家庭を作ろうと
思っていたのに、悟は自ら命を絶った。
原因は、悟が今年、就社した会社での
いじめ・パワハラだ。
同僚からの陰口や過度なノルマ達成意識などに、
悟は苦しめられていたのだ。
私が知らない間に、悟はストレスに蝕まれていた。
私も悟の帰りの遅さや疲れている表情を見て、
疑問を持っていた。
「大丈夫?」と私はいつも聞いていたが、悟は笑顔で
「大丈夫!」といつも答える。
私がもっと、言及していれば良かったのかもしれない。
罪悪感と孤独感で私の身は押し潰されていった。
なんでもいいから、相談してほしかった。
悟がいなくなってから、
私は、後悔を消すために酒を大量に飲んでいた。
消えるわけがないのに。
悟が踊らせてくれていた心は、
今では酒に踊らされている。自然にではなく、人為的に。
「悟に謝りたい」、「悟にもう一度会いたい」
という、後悔・罪悪感を背負って今日も酒を飲む。
私の夫はとっても良い人だった。
優しいからいじめの対象になり、
頑張り屋だから、無理なノルマ達成も達成しようとした。
そして、私のことをいつも考えてくれているから、
心配をかけないように、悩みを黙っていた。
END
〜最後に〜
書くの下手ですが、
読んでいただきありがとうございました。
最後に付け加えです。
宮内悟の入社している会社は、私がこの間書いた、
物語と一緒の会社です。
この間の物語では、とある女性が入社していました。
その、女性と悟は性格が対比してると思うので
是非、そちらも見てください!
題名は「きらめき」です。
「時を告げる」
俺たちの待ち合わせの場所。
夕方になると、鐘が鳴る。
俺たちは広場に集合し、鐘の合図で遊びに行く。
それが日課だった。
日課だったのに、、あの日から、お前は来ない。
お前が来ないと、ここから離れられないじゃないか。
何故、俺たちの集合場所には
花が手向けられている?
何故、手向けられた花には
お前の名前が書いているんだ?
手向けた人「広場に車が突っ込んで一人亡くなったん
ですってね。気の毒だわ」
ごめん。あの日、俺が遅れたせいで、ごめん。ごめんね。
でも、お前のほうがずっと遅刻してるぞ。
いつになったら、来るんだ、、、
、、、あの鐘は、夕方に鳴る。
時を告げているはずなのに、
俺の時間は進まずに止まっている。
あの日から。