「またね!」
「「あぁまたな……」」
Chu!
「「……っ//」」
「「ったく!俺以外に
そう言うことしてないだろうな?!」」
「もちろん!あなただけよ?」
「「(!はぁ〜好き!)」」
「今度こそ、バイバイ!」
「「あぁ、またな……」」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「はぁ〜疲れた……」
私の裏の顔はスパイなの
愛しい彼にバレないようにしないと行けないから
毎日本当の自分を隠さないといけないから大変……
「次の仕事は……」
「マフィアの基地?」
「なかなか手こずりそうね……」
「気合い入れなきゃ!」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「中々、でかいわね……」
「何とか潜入出来たけど……」
「……」
「会いたいなぁ……」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
「はぁ〜……」
俺は朝の顔は学生だが
夜は一応次期ボスのマフィアだ……
純粋な可愛い彼女には絶対バレたくない……
表の顔で生活するのは中々骨が折れる
【すいません……】
「なんだ?」
【最近、スパイが紛れ込んでいると報告が……】
「!?」
「はっ、!ずいぶん骨のあるやつじゃねぇか」
【失礼しました……】
バタン……
「……」
「あー面倒くさい……会いたい……癒して欲しい……」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
お互い、見せれない顔を持つカップル……
良い……
鳥のように飛んだ君を見た、
でも、撃たれた鳥のように落下するだけだった
何も言葉が出なかった……
ただただ、呆然と立ち尽くした、
自分を必要とされなかったこと、
気づかなかったこと、
救急車も来たが彼女は
亡くなった……
自分は彼女の何にでもなかったのかもしれない……
でも、
彼女を覚えておくのが
せめてもの償いなのかもしれない…
……外を見ると、
一羽の鳥が広大な空に飛んでいった……
産んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう
友達になってくれてありがとう
好きなことをさせてくれてありがとう
旅行に連れてってくれてありがとう
楽しい思い出をありがとう
さよならを言う前に
基本いらないものはすんなり
捨てられる方だと思う
でも捨てたくても捨てれないものがある…
「ねぇ!この前〇〇くんとLINE交換できた!!」
上手くいって良かったな
「うん!ありがとう!また相談するね(ニコ!)」
おう……
(こんな、酷いことあるかよ…)
(俺、お前のことさ……)
(好きなのに…)
(恋の相談相手って……笑える……)
………
はぁ……つら……
いつまでも捨てられないもの………恋心
「漫画家になりたい」
そういうとよくバカにされたり
冗談だと思われる。
でも、その人達は
夢がないとか言ってる、
あるのかもしれないけど……
胸を張って夢を言えるところが
自分の誇らしいとこだと思うんです。