かもめ丸

Open App
8/10/2024, 1:40:24 PM

ねぇ、どこに行こうとしてるの?

「終点……」

へぇーなんで?

「お前がいるから……」

ごめんね……

「なにがだよ……」

ずっとそばにいれなくて……

「だから、今お前に会いに
行こうとしたのにさ……」

「その本人が停めに来たんだからな…」

だって……
私の不甲斐なさで、
あなたまで……
死んで欲しくないんだもの

あなたを頼れなくてごめんね、
巻き込みたくなかったの……
あなたまで嫌な思いするのは
‘‘死んでも’’見たくなかったから……

「……」

大好きだから死んで欲しくないな……
私が言うのは理不尽かもしれないけど……

「……ああ!もうわかったよ!」

「やめた全部やめた!!!」

「お前がそこまで言うならな!」

本当に?

「ああ、」

「その代わりよぉ……」






























「ゼッテェー俺の終点まで待ってろよな……」

……!うん、!
絶対待ってるよ!!

「あとよぉ、」



























「ずっと、愛してるからな!」

////?!?!
わ、わたしも……愛してる!!!////

「じゃあ、またな!!!」

うっ、うん!!!

8/9/2024, 2:08:00 PM

学校を入学して数ヶ月……
上手くいかなくたっていい……
何度でも挑戦すればいいんだ!!

「先輩ーー!
付き合ってくださいよ〜!」

「あ、因みに記念すべき
100回目の告白ですよー!」

【⠀…………⠀】

「また無視ですかァ〜!!」

「まっ、いいですけどね、ふふん!」

「クールの中のクールな先輩ですからねぇ〜!!」

「なっんたって!
振った女は数え切れないほど!
もはや告白する女はいない!!」

「って、まだ、あたしいるじゃん!!」

「じゃ!名残惜しいですけど、
また明日、いや!休み時間に!!
また来ますからね!!」

【……】

『おーい、また告白されてやがんの!
俺にも少し、イケメンを分けてくれよぉ〜』

【うるせぇ……】

『冷た……!』

『っても、お前さ……』


『あの子だけは、キッパリ断らねぇよな』


『なに実は好きなの?ほらほら!』

【……わかんねぇ⠀】

『え?なに?』































【好きな子にどう接すれば
いいかわかんねぇだよ////!⠀】

『えっ、うそ……あたり……?』

【女なんか、好きになるとか今までねぇから……
わかんねぇんだよ……⠀】

【だってよ
あいつ、俺の好み聞き回って
毎日、なんか少しずつ可愛いくなってるし、
あと、俺の事好きすぎだろ!! ⠀】

【あいつ、ここの学校見学の時に会ってから
ずーっと毎日欠かさず来てんだよ!!⠀】

【今までの女と違って、
外見だけじゃなくて、
ほかも見てくれてるって言うか……⠀】

『もっ、もういい!ストーップ!!』

『まてまて!お前さ!自分がどれだけ
イケメンかわかってんの?!』

『お前と3年間友達してるけど
お前が付き合ったことが
ないなんて衝撃の事実だわ!!!』

【ペラペラ喋りだして
嫌われたらどーすんだよ!⠀】

『それは、いつも喋らないお前が悪わ!』

【はぁー⠀】

『(こりゃーかなり拗らせてんな……
先が思いやられる……)』

一方……

「えへへ、今度は成功するかなぁー!
告白!!!!」

「よぉーーし!!」

「そのために、今日も、
先輩の情報聞きだすぞぉー!!」

相変わらず、諦めてなかった……

8/8/2024, 11:36:15 PM

蝶よ花よ
あなた達はこんな荒れてしまっても
美しく存在するのね
蝶さん!
ここに来るまでに彼を見なかったかしら?
大事な人なの……
ずっと帰って来なくて心配なの……
今度見たら……

早く帰ってきなさいって
あなたの好きな料理作って待ってるからって、

あなたのためならずっと待てるわ!うふふ
あなたの事が大好きだから!
ね、もう一度……会えるわよね……?






























花よ、
彼女のように美しく咲くたんぽぽよ
綿毛の時、彼女を見なかったか……?
愛しい人なんだ……
今度見たら……

帰ることが出来なくてすまない……
こんな男忘れろと……
君を置いてく男など……と

……
君にもう一度、会いたかった……
幸せに出来なくてすまない、
約束したのにな……




ああ、蝶よ/花よ ……

8/6/2024, 11:13:34 AM

キラキラに輝く太陽!
美しい海に集まる人たち!
きっと夏が来たのね!
実はね私、多分幽霊なの!
驚きよね!
なんでこっちに残ってるのか
なんで死んだのか 全く思い出せないの、
でもきっと、海から離れれないから
溺れたんでしょうけど、
まあ、みんな、基本海に来るのは夏だから、
いつもすごく暇!!
と言ってもみんなには見えないから
結局変わらないんだけどね…!
もう限界!こうなってから何ヶ月なのかしら

いい加減……

「誰か私が見える人いないのー!!!!!!」

……………

【あのー、、大声出すのは迷惑ですよ?】


























「えっ?、」

【えっ?、】

「ええええええええええええええええー!」

「見えるの!私が見えるの?」

【? 何言ってるんですか?、】

「えーとえーとそうだよね
意味わかんなよね、
しばらく人と話さなかったから
語彙力無くなってた……(ボソッ)」

「えーと、実は、私、幽霊なんですよ……」

【は?大丈夫ですか?、変質者なんですか?⠀】

「違う違う違う!
ほら!周り見て見て!
あなたの事を白い目でみてるよ!!」


じー




【えっ?、は?な、なんで?
本当になのか?】

「そうそう!ホントほんと!
じゃあ、こっち来て、
このままだったらあなたが嫌でしょ!」

【なんで付いてかないと、いけないんですか?⠀】

「なんでって、私が見えたのはあなたが初めてよ!」





だから、、、、、、





























私が成仏するの手伝って!(ニコッ)




【っ……////わかりましたよ!手伝えばいいんですね!
さっさと成仏してくださいよ!】


「そうそう、分かればいいのよ!一言多いけど!
あと、タメ口でいいから、」


【はぁー面倒なことになりそうだ(ボソッ)】

「うん?なにかいったかな?」

【いや、なにも?⠀】

「じゃあ行くわよ!!!!!」

うふふ、これから楽しい日が続きそうだわ!

(大変な日々になりそうだ……)

8/6/2024, 1:21:48 AM

(江戸時代をイメージしています)


ゴーンゴーン
真夜中の3時の鐘がなった時
あの人が現れるの!
私の最愛の人!
話しかけたりしたことないけど……
わ、私が勇気のないやつだからじゃないわよ!
だっだって!
来てくれるだけで嬉しいもの!
………………なんでって?
だって あの人は……



























亡くなってるはずだから……

いつも家の前にある柳の木の下に現れるの!
でもね、近ずいたらダメな気がするの
あそこは生と死の境界線だと思うの
だからね、
こうして来てくれるだけで嬉しいの
微笑みかけたら
微笑み返してくれるだけで嬉しいの

許嫁が決まってしまって、
今月結婚することになってしまったけど……
あなたの事はずっと好きよ!

だからね
もうしばらく待っててください、
必ずあなたのもとに行きますから……

Next