君と虹を見た日。
素晴らしい景色に感動したし、それを2人で共有できたことに喜びをおぼえた。
今でも僕の頭にかかる虹。
少し経って、僕と君の両方が色弱であると判断された。
しかも2人とも見える色が違ったらしい。
じゃああの虹の美しさは共有できてなかったのか。
美しさの本質は、感動の本質はなんだ。
それは物なのか、色なのかそれとも...
この虹を忘れないでおこう。
コーヒーでも飲みながらゆっくり考えて、死ぬ直前には答えをださなくちゃな。
「空を自由に飛びたいな。」
でも、それってきっととても疲れるものなのではないかと思う。
歩く時、気を緩めて落下することは無いけれど、飛ぶとなれば話は別だ。
それに鳥たちの羽は凄い筋肉で動いているらしい。詳しくは知らないけれど、枝のような腕の私には到底考えられる話ではない。
じゃあどうやって空を飛ぼう?
飛ばなければいい。
地面から離れなければいい。
筋力はなくても創造力、空想力はある。
芝生に大きなガラスを敷いて。
その上を、駆ける。
私は今、夜空を踏みしめた。
この広大な宇宙を踏みつけたのだ。
神様にもできはしまい。もう、怖いものはない。
未来の記憶とは何か。
過去への侮蔑であり、ノスタルジーの破壊だ。
こんなものが存在してはならないと思う。
未来に干渉していい記憶はただ1つ。
ノスタルジーが引き起こす、欲望だけ。
煮付けの匂いと夕日、そして空腹の感じ。
今日の晩は何を食べようか。
君の背中に生卵を全力で投げる!!!
怒ってくれたら万歳。呆れられたら、うーん。
打ち返されたら、結婚かな。
誰も知らない秘密。
自分さえも知らない。
それは未来?それとも、誰にも覚えられることのなかった過去?
そのどちらにも共通するのは、なんだ。
きっとそれが秘密を解く鍵で自分に必要なもの。
でもこれって適当に食ったの昼飯のこともあてはまっちゃうじゃん!!
私の秘密は空腹の仕組み。