翼はあるクセにその機能を果たしていないということか。結局、飛べない翼は邪魔になるだけということ?
まぁ、そうじゃないよね。例えば、人の腕だって、元を辿れば鳥の翼(これを相同器官という)。確かに人の腕では空を飛ぶことはできない。「翼」という役割を果たすことができなくても、「腕」という役割を全うしている。それで良いと思う。飛べない翼を持っているならそれを有効に使おう。たとえ翼として機能しないとしても、見方を変えればどんなモノにも変化する。腕として使っても良い。傘としても使えそう。体に巻けば暖かくなる。これからの季節、役に立つかも。
いらないから捨てる?勿体ない。ほら、貴方が持っているそれも、あれも、これだっていつか宝物になる。
はなかっぱだったかな。印象に残る話があった。はなかっぱの人々は大人になるとそれぞれが頭に好きな花を咲かせるけど、頭にススキが咲いていたというお話。
もう5年くらい前になるから、はっきりとは覚えていない。ススキは確かに薔薇とか、チューリップとかに比べると地味だけれど、それに勝るくらいの強さがあるんだよ、みたいなお話だった気がする。薔薇の方が華やかだし、チューリップの方が可愛いけれど、やっぱり満月と合うのはススキだと思う。実際、某サイトには、「多数の茎が群がって大きな株となり、頑丈な根を多数周囲に伸ばします。」とある。
なるほど、強いのか。華やかさも可愛いさもないけれど、やはり情緒的な美しさがある。そして強い。そんな人でもいいかもしれない。
突然、夢で切り出された一部分が現実に起こることはよくある。これは、正夢と呼ばれる。そうはいっても、うろ覚えの夢で、何かこの場面、夢で見たよなあ程度。
正夢ではあるけれど、超能力でもなんでもない。明日誰の元で起こっても可怪しくないこと。一応、説明はつく。まず、人というのは1日にいくつもの夢を見ている。それこそ、何百何千の。その中にたまたま現実と似た状況があっても不思議ではない。その「似た状況」が起こった時に突発的に何千の夢の中から思い出す。僕は中学に上がってからこういうのが増えだしたけれど貴方は見たことがありますか。
突然、脳裏に特定の夢がよぎった時は注意してください。もしかしたら、正夢かも……。
生きる上で無駄なことを省こうと思う。朝起きたら、ゲームする(←無駄)。朝ご飯を食べる。歯磨きをする。ニュースを見る(←無駄)。勉強する。おやつを食べる(←無駄)。ドラマを見る(←無駄)。スマホをいじる(←無駄)。7時になったら、文章を書く(←無駄)。晩飯を食べる。バラエティ番組を見る(無駄)。風呂に入って、歯磨きをして、寝る。
朝起きたら、朝ご飯を食べる。歯磨きをする。それから勉強する。晩飯を食べたら、風呂に入って、歯磨きをして、寝る。
……どうだろう。生きる上で意味がないことを省いた理想のタイムスケジュールは。これを見て、すごい!これこそ理想だと思った人はあまりいないと思う。これが理想だとしたらなんの為に生きているの?
ゲームするのだって、ニュースを見るのだって、おやつを食べるのだって、ドラマを見るのだって、スマホをいじるのだって、文章を書くのだって、意味がないこと?……なんの為に生きているの?
(今日は少し長くなった。ごめんなさい)
「あなたとわたし」。なぜ、運営は漢字で表さなかったのだろうか。「貴方と私」で良い気がするが……。
2分くらい考え、合点がいった。
「あなた」というのは、二通りの表し方がある。もう察している人も居るだろうか。「貴方」と「貴女」である。貴方というのは、相手に対して言う言葉。貴女というのは、その中でも女の人に対して言う言葉である(だから僕は二つの言葉を差別化する為に女の人には貴女、男の人には貴方と使い分けているのだが)。
つまり運営は「あなた」というのが貴方でも、貴女でも良いように平仮名にしたのではないか。「わたし」が平仮名なのはあなただけが平仮名だと可怪しいから(絶対に違うぶっちぎりの考察でした)。