ここには2年前に引っ越してきた。この家の裏には、大きめのお寺がある。除夜の鐘、って言うのかな。毎年その年の最後の日の夜に鐘の音が聞こえてくる。
今まで2回聞いていることになるのだが、何度聞いても慣れない。つい、2年前まで住んでいたところがお寺とか、そういう所じゃあなかったのもあるが、やはり最近は鐘の音を聞く機会があまりないということもあるのではないか。まぁ、そりゃ、一般人がそんなに鐘の音を聞くことなんてないよなあ。
しかし、鐘の音は、日本人が昔から慣れ親しんできた筈の音だ。だから、ゴーンという音が鳴れば何か懐かしいと思う。ただ、今も、授業の始業時間はキーンコーンカーンコーンという音だ。「チャイム」の形で鐘の音は受け継がれている。
つまらないことでも、きついことでも頑張らなきゃ。そんなことを言われると、やる気が出なくなる。今、頑張ろうと思っていたのに。これを僕は「宿題やれと言われたらやりたくなくなる現象」と呼んでいる。
特に、今まで、つまらないことを避けてきた僕は、本当に頑張ろうと思っていなくてもこの現象が発動してしまう(現象を発動というのは正しいのか?)。この現象を「つまらないことを避ける動機」にしてしまうのだ。ほら、これをやりなさい。――今からしようと思っていたのに~(ホントはそんなこと、思ってないけど)あぁあやる気なくしちゃった(ホントははなからやろうとも思ってなかったケド)。という具合に。
結局、僕がつまらないことを避けるのは何でだろう。勉強でも学校に行くことでも、ゲームだと思えば、何か、クオリティの高い人生シミュレーションだと思えば、楽しめるのではないか。
目が覚めるまでにどんな夢をみたいだろう。億万長者になる夢?モテる夢?うぅん、そんな現実味のない夢は嫌だなぁ。
そう、最近は山に迷う夢やら、竜巻に追われる夢やら、不吉な夢を沢山見る。結局、夢の中では山から無事脱出したり、逃げ切ったりできるのだが……。なーんか将来が不安になる夢だ。
正夢も、中学生になってから見るようになった。大体が日常を切り取ったような、画像みたいな夢(伝わるかな)なのだが、、、多分、たまたま見た夢を無理矢理現実にこじつけただけ。どこかのオカルト作家はこれを超能力とでも言うのだろうか。
朝、目が覚めるまでに見たい夢は決まらない。まぁ、希望を持てる夢なら、何でもいいかも。
今まで、一度だけ、入院したことがある。あぁ、でも、1日とかなら何回かある。給食食べてたら蕁麻疹ができたり、、、でも、それくらいかも。
ただ、1回、心臓の病気で2ヶ月くらい入院した。その時は最初は1つの部屋がカーテンで区切られてて、最後らへんは自分だけの部屋があって、快適になったのを覚えている。ただ、体温も40度とかになって、割と辛かった。でも、何より辛かったのが、めっちゃ暇。病室には、本も置いてないし、、、
悪いことばっかりだった訳じゃあない。例えば、僕が「黒子のバスケ」と出会ったのもその病室だ。病室ではあっと驚くような出会いがあるかも。皆さん、気を抜かないように。
多分、明日晴れになったとしても、雨が降ったとしても僕の生活に大きな変化はない。朝、起きて、勉強して、ゲームして、寝る。いつもと変わりない日々を過ごすのだから。
まぁ、明日も晴れるだろう。気温も上がる筈だ。だからといって、別に勉強が捗る訳でもなければ、ゲームのやる気を削がれる訳でもない。あぁ、でも、もしかしたら、気分は変わるかも。雨が降っていたら、なんか、動きたくない。晴れだったら、やる気が湧いてくる。
明日、もし晴れたら何をしよう。ゲームと勉強は義務として、久しぶりに外に出ようか。でも、両親とも仕事だし。じゃあ、晴れでもあんまり関係ないや。