相合い傘、、、そもそも、傘自体、最近はあまりさしていない。最後にさしたのは、いつだったか――数ヶ月前ではないか。今年に入って、さした覚えが、ない。
しかし、相合い傘とはまた、僕と無関係なお題だ。一度だけ、友達の傘に無理矢理入ったことがある。、、、とても小さな傘だった。別に、相合い傘=恋愛ではないのだ。
では、なぜ相合い傘が恋愛と結び付けられるのか。僕には分からない。
――もう、考えるのは、やめよう。
落花生に言った。「落下せい!」
なにかの本に書いてあった。だじゃれ図鑑みたいな。しょうもな!……読んだ当時はそう思った。ただ、このだじゃれが僕をだじゃれ好きにさせた一つの要素でもある。あとは、、、「モーターに胡椒かけて故障してもーたー」かな。
僕くらいの年になると、ある能力が急激に伸び始める(らしい)。しかし、しばらくすると、横這になる(らしい)。ここで頑張るかどうかが大切だ。自分はこれくらいだと、努力を辞めると文字通り、「落下」する。ここが正念場だと、もっと頑張れば、また伸びる。
今、僕はテスト週間だ。勉強、頑張らないと(それならまず、スマホを辞めろ)。
僕にはどんな未来が待っているのだろう。明るい未来?爽やかな未来?――こんなポジティブな未来しか思い浮かばないというのは、僕は幸せ者なのだろう。
もちろん、明るい未来しか待っていないという考えは大きな誤解だと思う。借金を作るかもしれない。誰かに騙されるかもしれない。必ず幸せな道を歩むとは限らない。……なんて言うと夢がない。選択の余地がある、中学3年生の今くらいは、明るい未来が待っていると信じたい物である。
しかし、たとえ暗い未来が待っていようと、それを受け入れる自信がある。その環境に適応する能力も大切だと思う。
僕の1年前はどんなだっただろう。……対して思い浮かぶこともない。中学2年生のときは、それ程、印象に残る思い出など、なかった。
目立って成績が良かったわけでもない。部活か何かで良い結果を残したわけでもない。1年前の日記を探していたら、捨てたと言われた。……それほどどうでもいい過去だったのか――。
いや、思い出した。1年前に描いた絵が特選になったのだ。夏休みに書いた読書感想文も賞を取ったのだ。凄く頑張って思い出した、些細な思い出。でも、そんな小さなことを大切にしたい。
本!このお題を待っていた!僕といえば本、本といえば僕。それほどクラスでは定着している。現在、中学3年生、読書歴は7年。
好きな本のジャンルはミステリ(漫画では名探偵コナンも好きだ)。最初に読んだミステリは「容疑者Xの献身」。あれから、何度も読み返した。今でも、最初に読んだミステリが「ガリレオ」で良かったと思っている。
友達がいない。勉強もそこそこ。スポーツはできない。……そんな僕が読書と出会っていなかったら、、、もしかすると、もっと内気で、面白くない人間になっていたかもしれない。
読書と出会ったきっかけはクラスの人が読んでいたから。そんな些細なことで、その後歩む道は大きく変わるのだ。