誘喜

Open App
5/28/2024, 10:22:45 AM

僕は小学4年生の頃、「1年間半袖チャレンジ」と題し、進級の4月からずっと半袖だった(そんなヤツ、クラスに1人はいるよね)。そのチャレンジが成功したかどうか。……結果は、成功か失敗かでいえば失敗だろう。というか、大失敗だった。その年の12月、僕は入院した。心臓の病気らしい(詳しくは教えられなかった)。毎日のように39度の熱が出て、そして何より、暇だった。僕は恨んだ。誰をか。「1年間半袖チャレンジ」の考案者をだ(つまり、僕だ)。
 退院したのは2,3ヶ月後。院内に何が、どこにあるか把握した頃だった。

 僕は今、中学3年生だ。これを読んでいるのは僕より年上の方が多いかもしれない。ただ、僕と同年代、もしくは年下の方もいるだろう。全ての方に言いたい。

余計な事は、しない方がいい

5/27/2024, 11:38:13 AM

 天国と地獄―。そんな物が存在するのか。これは、信仰に関わるのではないかと思う。「握手」という物語があるのだが、その中で、修道士が「天国はあるか」という質問に対し、「あると信じたほうが楽しいでしょうが。死ねば、何もないただむやみに寂しいところへ行くと思うよりも、にぎやかな天国へ行くと思うほうがよほど楽しい。」と答えている。天国や地獄を「信じる」というより、「信じたい」「信じれば救われる」という気持ちが奥底にあるのではないかと思う。
 いいことをすれば天国へ。悪いことをすれば地獄へ。この仕組みは子供を躾けることにも一役買っているのではないか。「そんな悪いことをしたら、地獄に落とされるぞ」親に何度言われただろう(親は別に宗教を信仰しているというわけではないのだが)。余談はこのくらいにしておくが、もともと信仰の対象だったものが世の中の常識になる―。これは偉大ではないかと思う。