10/24/2025, 1:24:49 PM
箱に詰めてその度に鍵をかけていったから。
今日も僕は感情をその鍵付きの箱からうまく出せずに愛想笑いでやり過ごす。
…大丈夫、まだ頬が上がるから。
秘密の箱 #233
10/23/2025, 1:03:28 PM
「んー、無人島かぁ。行くとしたら何持っていきたい?」
「…帰りの船」
「ぶふっなにそれ笑笑、夢なさすぎじゃない?」
「帰れなくなったら困るでしょ」
「そりゃそうだけどさぁ…、えー…じゃあ僕は何持ってこうかなぁ。確かに帰れないの困るし僕も帰りの船かなぁ」
「2艘もいらないでしょーよ」
「…えっ」
「…え?」
無人島に行くならば #232
10/22/2025, 1:05:57 PM
秋風に吹かれてこの想いも悴んでくれたなら
「…むりすぎて笑える」
秋風🍂 #231
10/21/2025, 12:46:34 PM
それはなんでもないような、そんな1日。
「…最近なんかいいことあった?」
「え?」
「ずっと嬉しそうで、明るくなったから」
「え、気づいてた?…ぅわぁ…恥ずかし…」
そういって染めた頬で、照れたように斜め前に視線を落としては髪を耳にかけるきみだった。
何があったのか聞けないまま、胸の奥のざわめきを抑えるようにして隠す。
予感 #230
10/20/2025, 1:05:46 PM
友達のままでいいから。
隣にいられれば、それでいいからさ。
friends #229