星
星に願いを
有名な曲にのせて
小さい頃はいろいろな願いをした
大人になって
星に願いを
しても叶わないことを知った
ただ、むなしい
ただ、かなしい
何万光年先の光からの願いを
受け取れるのだろうか?
何万光年先の星にお願いしても
叶うのは何万光年先
星に願いを
叶わないと思いつつも
星に願いを
今もしている
叶うなら
幸せだったと思える
人生で終わりたい
風が運ぶもの
春
あぁ、こんなに風が吹く日はつらい
花粉症
目がかゆく
鼻はズルズル
頭が重い
夏
海の心地よい風
潮のにおい
太陽のにおい
秋
木枯らしが通り過ぎる
乾いた木の葉
舞い踊り消えていく
冬
北風
冷たいピリピリと顔を撫でていく
すんだ空気を運ぶ
あぁ、気ままな風になって
季節を運び
世界をめぐりたい
記録
私の中に刻まれた
さまざまな記録
今はその記録を取り出して
小さなチップに残せる
私の記録なんて必要?
老化していく体を
若くする時に
使われるらしい
私はこの記録を残したい?
AI 機械化 仮想世界 現実
目まぐるしく変わる世の中に
私はついていけない
私は
このまま人間味のある世界で
私の記録は抹消してもらおう
永遠に
さぁ冒険だ
この世に生まれたその時から
この世の旅に出た
この世で自分だけの宝物を探して
この世をどのくらい知ることができたのだろう
この世がなくなる前に
さぁ冒険だ
この世は不思議なことだらけ
この世のものの謎を解きに
さぁ冒険だ
いざ飛び出そう!
一輪の花
砂漠に咲く 一輪の花
私の心の中
その花は七色に変化する
冷たい雪の中
あたたかい常夏の海
枯葉舞う 紅葉の地
その風景の中に溶け込むように
その花は七色に変化する
私の心の中に咲く 一輪の花は
私の心の中で一生懸命に咲いている
枯れそうになった時も
夢を思い出して生きかえる
一輪の花を大切にしよう
私の中で大輪の花となって