27(ツナ)

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11/20/2025, 10:36:49 AM

見えない未来へ

それは誰にも分からない。
どう進むべきか、どう転ぶか?
誰一人として予測不可能だ。

見えないことが不安だと嘆く人がいる。
結果なんてわからないのに、挑戦すら諦める人がいる。
予測ができないからこそ、楽しむべきではないだろうか?
勇気をだして挑んだ先の結果を、期待するべきではないだろうか?

わたしは、見えない未来にこそ、希望を抱いている。
予測不可能を楽しめ。
見えないを怖がるな。
生きている、それだけで私たちは勝者なのだ。
共に見えない未来へ向かって生ある限り前進あるのみ。

11/19/2025, 10:35:49 AM

吹き抜ける風

目的もなく思い立ってドライブに出かけた秋晴れの日。
車を走らせると次から次へと紅葉が流れていく。
少し暑くなって車窓を開けると、ぶわっと風が入って来た。
車窓から吹き抜ける風は、焼き芋の匂いがした。
僕は思わず近くに車を停めて、移動販売の車へ駆け寄った。

11/18/2025, 11:38:57 AM

記憶のランタン

思い出したくてもどうしても思い出せない。
また、ここに来てしまった。
ここは記憶の森。
入口で森の案内人にランタンを手渡される。
『これは、"記憶のランタン" あなたの思い出したい記憶が見つかると強い光を放ちます。森の中は暗くて様々な記憶が混在しているので、決してランタンを手放さないようにしてください。ランタンを手放してしまうと、その記憶はもう二度と戻ることはありません。』
アトラクションの注意事項のようなセリフを言い終えると、案内人は私の目の前をてくてく進み出す。
私は記憶のランタンをギュッと握りしめて彼の後を追って行った。

11/17/2025, 11:01:13 AM

冬へ

やっほ〜 ᐕ)ノ 久しぶりだね。
また今年も君に会える感動で打ち震えております。…なんちゃって、僕は寒いの大嫌いだから、本当は寒さで体が震えております!

正直、会いたくなかったよ笑
でも君は何食わぬ顔して毎年いつの間にかやってくるから、僕はもう諦めた。
まぁ、君いい所もあるからね。
景色がすごく綺麗だったり、家族団欒させてくれたり、歳末セールとかなにかとお得だったり笑
寒いのは凄く嫌だけど、君の事は嫌いじゃないよ(,,- -,,)笑笑

P.S.
今年も、真っ白で綺麗な雪を待ってまーす!
親愛なる冬へ

11/16/2025, 11:31:11 AM

君を照らす月

中学生の頃は多感な時期だと大人はよく言う。
多感が何なのかよくわからないけど、なんとなく面倒だとか複雑だとかそんな感じだろう。
その多感っていう病気なんだろうか。
俺は同級生に気になる奴がいる。俺と同じ性別。この「気になる」っていう気持ちも正直よく分からない。
気づくと目で追っている。ただそれだけ。

色々むしゃくしゃして家を飛び出した、ある満月の夜。行く宛てがなくて家の近くをただ彷徨っていた。
「わ!変質者だ!」
と、突然後ろから声をかけられてビクッとした。
あいつだった。
「…お前、こんな夜中に何してんだよ?てか、変質者じゃねぇし。歩いてただけだし。…なんでいんの?…って、ちょっ!」
無言で俺の手を引いてどこかへ連れて行く。
着いたのは近くの公園にある高台だった。
来いと言わんばかりに台の上に登る。
自然と俺も隣に腰掛けた。

「みて、月。満月。」
俺に向かってそう言うとすぐ月に視線を戻した。
チラっと月を横目で見て、俺は月に照らされたその横顔を見た。
多感の病気だ。
心臓が苦しくてドクドクする。
この病気が早く治りますように、俺たちを照らす大きな満月に向かって願った。

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