無季

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9/4/2024, 6:21:34 AM




    ほんの小さなことでも
    あなたが好きだから、
    知りたいし、教えてほしい

    そんな些細な恋心

9/2/2024, 12:38:14 PM




    誰かが守ってくれた私の心
    折れそうになって、崩れそうになったとき
    誰かが手を添えてくれた

    そんなことがたくさんあって、
    すべての人を覚えてはいないし、
    知らないうちに助けられてるかもしれない

    胸いっぱいの言葉と、
    こぼれそうなくらいの愛

    たとえ、こぼれても
    たとえ、溢れても

    落ちていった愛の分も
    私が誰かに与えたい

9/1/2024, 5:02:59 PM



    あなたが私にくれた最後の言葉を

    未だに見れずにいる

    見なければ、いなくなってないって、

    思えるから

    通知の先にあなたが今も生きているって

    思い込めるから

    
    人間は最初に声を忘れていくらしい

    わたしは、最後の言葉はあなたの声で直に

    聞きたかったし、覚えていたかった

8/31/2024, 1:03:36 PM



    損なった自尊心と乏しい能力

    灰色の世界で見つけた光

    たった一つの極光に焦がれて

    手を伸ばして、背伸びした末路

    人生の全て、私の何もかもを犠牲にして

    身を焼いて、魂を砕いて

    漸く、眩い光を地上に落としたのです。 

8/30/2024, 10:39:42 AM


       安いアパートの窓を
       雨が強く叩いている

       隙間から入り込んだ雨の匂いが
       嫌な言葉だけが飛び交った部屋に
       拡散していく
       
       言葉が上手く口から出ずに、
       喉の真ん中でぐるぐるしている

       痺れを切らして出ていく貴方
       乱暴に閉まったドアの衝撃で
       棚が揺れる

       音を立てて割れた香水の瓶
       貴方に選んで貰った大好きな匂い

       雨の匂いは、もうしない
       

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