タイトルを知るその時にだけ意味のわかる言葉

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11/11/2024, 1:21:19 PM

普通を求められると切羽が詰まる

11/10/2024, 7:47:11 PM

ずっと奥に進んで行っていました。上かも下かも左かも右かも、どこへ行くのかも分からずに。下はびちゃびちゃしていていて、偶にきほう玉がパチンッ!と弾けて頬に投げつけられます。歩いていく度に土は私の足を受け入れてくれます。徐々に。歩ける足が有りながら、考えられる思考がありながら、健康的な愛い体がありながら、自分の思ったことを実行できる環境がありながら。面倒なので何もしないという真っ白で真っ黒で愚かな行く末を土は受け入れてくれる。どんなにカラーを募った人でもいつかは土となり石となり山となる。皮膚が爛れきった頬は綺麗だとは言いきれんでしょう。ワサワサ、態々掻き分けてやってここまできてやったのです。大量たるものをエイャ!ホイヤ!とこの手で嬲り倒して。まだ二十代半ば、学もなく、知恵も無く、行動力も無く、無作法にしょぼくれた後悔と言うなの今はなき幸福に紛れ込んだ失敗を使い自分を正当化し、微動だにしない自分を慰める。先日唯一のバイトを隠退した。なけなしの金は滞納していた家賃諸々と親への仕送りで消えた。今後の人生のお共は土です。公園です、宙ぶらりんと頑張って浮かぶブランコの上に人は足を置き、体重をかけ、ギィギィと悲鳴をあげさせます。ああ、かわいそう。まああ、かわいそう。かわいそうに。かわいそうーーーーー!……人は可哀想だという人の言葉に非常に敏感で可哀想がっています。他人を可哀想だと見下す感が嫌いなんだと。ハン、無差別に人を見下すバカがよく言う。人は何かに必ず潜んでいる。もちろんススキも。

10/30/2024, 9:44:22 PM

気づいたら冷めててびっくりした。何も言わずとも温かくなったりそれなりになったりちょっぴりになったり冷えてたりしてたら、情緒も一緒に変わってった。明日の卵は割れてなくなってた。蒼白感流れる汗と感情を抱き合わせる余裕はなくて、でも水も電気も地面もないから居合わせるぐらいのことしかできなくて凄く嫌な気分で。学校のドアノブの劣化を手で感じた時と同じような感触がしたハグは混ざりきらなかったコーンスープの粉を救いあげて飲んだ時ぐらい最悪でした。

10/29/2024, 6:02:17 PM

上から下に力を掛けて手を離すとリバウンドして元の位置に戻ってくるいい子。前に引っ張ると後ろに戻る、右に引っ張ると左に戻る。勢いまかせの女のこは非常にしおらしくてよかった。下から上に力をなだめて、下駄に下をまかせたとき人生で初めて女性と目があった。

10/28/2024, 5:24:05 PM

どこかに溶け込めるようにと生暖かい奥へと進み行く身体。カチャカチャうるさい卵焼きと、あ行から始まるやさしい掛け声を聞かなくなっちゃったのはいつからだ。気づけばそこに申し訳なさはなくて、気づけばシャンプーもなくて。丸めようとしたら嫌らしい誤りが勝ってしまった時のダンゴムシからでる汁ってなんでこう血でもなく透明でもなく、白なんだろう。

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