子供の頃は
子供頃、将来なんにでもなれる気がしていた。
自分への可能性を無限に感じていた。
子供の頃は、自分を無条件に信じられていたのに。
いつのまにか、自分自身を信じられず可能性さえも「できるわけない。」その一言で片付け、潰していった。
「できるわけない。」違うだろう。「できるわけない。だからこそ挑戦するんだろう。」
逃げるな、卑怯者が。怖気付くな。挑め、進み続けろ。転んだなら立ち上がればいい。疲れたなら休めばいい。だけど立ち上がり方、歩き方を忘れるな。
負けてもいい。諦めず立ち向かって負けたなら、挑んだ自分を誇れ。勝ち負けにこだわるな。結果よりも過程に重きを置け。
後ろを向きながら進むな。前だけをみて進め。
下を向くな、上を向け。
戦場という名の社会に挑め。
誰に負けてもいい。だけど弱い自分には負けるな。
片想いのあなたが、私の名前を呼んで、好きだと囁いてくれる。
肩を抱いて、隣に座ってくれる。
私の非日常的な妄想が、いつか日常の一コマになって欲しいな。
今日職場で、今月入ってきた新しいスタッフさんにこう言われた。
「私がここに入社したのは、あなたがいたから。一緒に働きたいと思ったから。」と。
新しいスタッフさんは私の母親と同世代の女性。
目上の方からこうやって慕って貰えるって、私はなんて幸せ者だろう。そう感じた1日でした。
丁度お題と重なって2倍で嬉しい。
梅雨は嫌い。偏頭痛が増すから。
でもあなたが駅まで雨だからって傘を持って迎えに来てくれた時。あなたと相合傘をした時。雨っていいなって梅雨に感謝してしまう。
狭い傘の中、筋肉質なあなたの肩が私の細い肩に触れて。あなたの体温を感じる。
傘を持ってくれるあなたの七分袖から覗く私よりもふた周り程太い前腕をみて、この腕に守られてるんだって幸せを感じる。
晴れの日よりも近い2人の距離。
雨も悪くないな。
(テーマ 誰にも言えない秘密)
あなたの左手の薬指に指輪の焼けたあとがあるのを見て見ぬふりしている。
あなたが私からの電話に出る時、奥から無邪気な子供の声が聞こえてるのを聞こえない振りをしている。
あなたが平日の夜しか会えない理由を私は知ってる。
でも言ってしまえば。心で理解していても、頭で理解してしまえば。あなたとの関係は続けれなくなる。
あなたが知らない。誰にも言えない私の秘密。