11/1/2025, 1:10:31 PM
凍える朝。凍てつく様な寒さに悴む手。
鼻先も頬も紅をさした様に紅く染めあげる。
朝だというのに帰り遅れた月と星たちが空一面を照らしている。
無色透明な寂しさを覚える冬の風を吐息で白く染めあげる。
コートを貫く冬の風は、まるで「あなたは独りぼっち」と嘲笑う様に音を立て私の身体を撫でていく。
冬は嫌いだ。私は独りぼっちなんだと、惨めなんだと思い知らされるから。
10/27/2025, 12:00:32 AM
何のために産まれ生きて
何のために存在するのか
何のために働き
何のために汗水垂らし闘うのか
人生とは自問自答の繰り返しだ
終わらない問いが、人生なのだろう
10/22/2025, 3:18:04 PM
秋の隙間風
さもしい音が心を締め付ける
秋風は人肌を恋しがらせる魔法でもあるのだろうか
私の体温さえも剥ぎ取り、寂しさだけが私の身を包む
秋風の匂いは、木枯らしの囁き声をも送り込む
10/18/2025, 1:18:52 PM
夢と挫折の狭間でもがき苦しむ
光と霧の狭間で闇が侵食する
光と影 太陽と月 朝と夜 希望と絶望
光あれば闇がある
人生山あり谷あり
それも一興
10/12/2025, 6:44:35 PM
君が隣に居るだけで
君が私の話を頷き聞いてくれるだけで
君の低く優しい声を聞くだけで
帰りの退屈な道が、一瞬で鮮やかになる
一人だとどこまでも続く長い道のりが
早送りされたように一瞬で終わりを迎えてしまう
ずっとずっと、大好きな君の隣にいたいのに