君のお陰で、僕はこんなに生きられた
『ありがとう』
だけどね、もう限界なんだ
そう言いながらフェンスを
飛び越えたキミ。
こちらこそキミのお陰で
大切な人に出会えた、
守れなくて、助けられなくて
『ごめんなさい』
ごめんねが言えないあなたと
ありがとうが言えない私。
No.5『ありがとう、ごめんね』
⚠意味がわかると怖い話です(多分)
僕にはお気に入りの場所がある。
それは部屋の片隅にある
小さな穴。
そこにはアレが住んでいる。
親には見せられないので
小さな隙間に隠している。
彼の主食は肉だ。
肉と言っても特別な肉でないと
食べてくれない。
だから毎晩、親が寝た後に集めて
バレないようにあげている。
体の小さい割にたくさん食べるから
すごく大変なんだ。
だけど可哀想だから
ほっておけなかった。
僕が言葉を話すと、
アレも言葉を覚えてくれた。
だから話し相手になってくれる。
すごくいい奴。
バレないように大事に育てよう。
数ヶ月後
親にバレた。
アレを飼ってたこと。
親は怯えていた。
『捨ててこい』
と言われた。
僕は何故こんな小さな生き物に
怯えているのか疑問だった。
それに捨ててこいと言われたことに
僕は怒りが湧いた。
だから殺した。
自業自得だ。
そして今日も部屋の片隅に行って
アレに話しかける。
『さあ、ご飯の時間だよ』
二人もあるからしばらく餌には
困らないな。
No.4『部屋の片隅で』
あれ?天地が逆さまだ。
あ、そうだ
今私落ちてるんだった。
(もう一作思い付いたので書きます)
今とても遠いところにいるキミに
天地が逆さまになるほど反り返って
『アイシテル』
と叫んだ僕は
すごく馬鹿だけど、
ホントに馬鹿だけど、、、
キミを忘れないでいられるんだ。
No.3『逆さま』
眠れないほど明日が待ち遠しい。
なぜなら明日は
好きな子に会える一週間の始まり!
恋は人をやる気にさせる
No.2『眠れないほど』
夢を見るのは楽しい
なぜなら未来が見えるから
現実にいるのはつらい
なぜなら先が見えないから
夢には終わりがある
だからちょうどのタイミングで
終わらしてくれる
現実には終わりがない
だから限界突破してまで
いなくちゃいけない
暗闇の中を手探りで探したって
出口は見つからない
自分にとっての大切なものは
夢にはない
今生きている
この現実の世界にある
だから一生をかけて探す
現実をつまらない日常にして
一生を過ごすより
未来をみて、大切なものを探したい
夢が叶うように毎日毎日努力したい
ほら光が見えてきた
出口だよ
No.1『夢と現実』