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⚠意味がわかると怖い話です(多分)



僕にはお気に入りの場所がある。
それは部屋の片隅にある
小さな穴。

そこにはアレが住んでいる。
親には見せられないので
小さな隙間に隠している。

彼の主食は肉だ。
肉と言っても特別な肉でないと
食べてくれない。
だから毎晩、親が寝た後に集めて
バレないようにあげている。
体の小さい割にたくさん食べるから
すごく大変なんだ。
だけど可哀想だから
ほっておけなかった。

僕が言葉を話すと、
アレも言葉を覚えてくれた。
だから話し相手になってくれる。
すごくいい奴。
バレないように大事に育てよう。

 
数ヶ月後


親にバレた。
アレを飼ってたこと。
親は怯えていた。
『捨ててこい』
と言われた。
僕は何故こんな小さな生き物に
怯えているのか疑問だった。
それに捨ててこいと言われたことに
僕は怒りが湧いた。
だから殺した。
自業自得だ。
そして今日も部屋の片隅に行って
アレに話しかける。

 
『さあ、ご飯の時間だよ』


二人もあるからしばらく餌には
困らないな。




 
No.4『部屋の片隅で』

12/7/2023, 11:08:59 AM