梨帆あめ

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1/9/2024, 10:40:58 AM

三日月

夜に空を見上げたら、三日月がいた。

三日月のあの凹んでいる部分に飛び込んで座って、あそこに乗ってみたい。それで、夜空から生きている皆を見下してみたい、なんて思った。

三日月や満月は、太陽のせいで見え方が違うだけで、同じ月なんだよな。人間も、見え方を変えたら、見えてくるものがありそうで、そこもいい。

1/6/2024, 12:29:08 AM

冬晴れ

積もった雪が溶けていく。小鳥が鳴き、虫や木の葉も現れる。ああ、温かい。春になったのかな。

冬は寒いけれど、温かい日もある。冬の中の温かい気候を、冬晴れというらしい。

1/3/2024, 2:34:27 PM

日の出

出ていた太陽が沈んで、私達が生きる頭上の空は、真っ暗闇に包まれる。電灯だけが頼りで、暗くて暗くて何も見えない。日の出が出ていない夜空は、世界が海に沈んだみたいに、不思議な気持ちになる。

夜は、暗くて怖くて、でも落ち着くのだ。

たまに、朝が怖い時がある。ずっと夜だったらいいのに、と考える時がある。どんなに太陽が憎くても、それでも、太陽は上って日の出は来る。

生きるしかない。その言葉は、温かくもあり冷たくもある。

1日1日毎日上ってくる日の出は、当たり前のようだけど、とても綺麗で美しいもの。

日の出は、暗く閉ざされた暗闇の空に光を灯してくれる。毎日を、始めてくれる。

辛いこともある。苦しいこともある。

憎く見える時もあるけど、それでも、ものすごく尊くて大切なものなんだ。

大丈夫、絶対に大丈夫だよ。

日が昇る限り、どうにでもなることばかりだから。

12/30/2023, 2:31:29 PM

1年間を振り返る

本当に、この1年はあっという間だった。気付いたら明日でこの年が終わる。365日って、とても長いような時間に思えるけれど、1年と思えば早く感じるのかもしれない。

人間関係に疲れたり、色々あった。あまり記憶はないけれど、朝が怖いことも、毎日が嫌になったり。もう1週間が経ったのかとどことなく嫌な気持ちになったりした。

全然追い付けないまま、時間は進んでいく。今を追い付けないまま、このまま生きていくんだろうか。だけど、追い付ける今ってなんなのだろう。

とりあえず、今を生きたらいいか。

僕は、今を全力で生きればいい。

また来年も、踏ん張って全力で今を生きてやる。

そう噛み締めた僕って、今めっちゃかっこいいぜ。

12/27/2023, 11:49:52 PM

手ぶくろ

ああ、寒いなぁ…なんて空を見上げる。2つの手ぶくろをポケットから取り出して、片方を地面に落としてしまう。拾い上げてから、手ぶくろを両手に付ける。そして、いつもの1日を始める。

何気ない手ぶくろが、ドジな僕の体を守ってくれたりする。そう思えたら、この手ぶくろはきっと、小さなヒーローだ。

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