10/24/2024, 2:28:02 PM
ずっと疎んでいたそれに、
思わず手を伸ばした
/行かないで
9/21/2024, 2:57:00 PM
秋に恋す
君の姿。
遠くを見るような、その瞳
目を細めて笑う君。
何かを懐かしむ、声。
落ち葉に紛れて舞う銀杏の葉に
薄ら影を纏う。
映るのは、遠く染められた山々か
或いは。
秋恋
9/20/2024, 2:52:28 PM
同じように言葉を掲げて
同じようにそれを見つめて
同じように答えを返して
繰り返し
繰り返し
何度やっても繰り返す
同じことを繰り返す
何度も
何度も
辿り着くまで終わることのない旅をする
違う言葉を吐いて
違う出会いをして
違う景色を見て
それでもまだそこに居る
君のその献身を
終わりなき/曇り無きその献身を
大事にしたい/2024/09/20
9/19/2024, 6:06:37 AM
空は飛ぶーーとまでは行かないが……行き来するものである。というのが、私の認識である。
例によって高く飛翔し、ビルの屋上から街を眺める。
眼下の夜景。
まだ賑わいがある駅前を行く人の往来。
変わらず続く、人の営み。
どこかで君も、同じように時を歩んでいるのだろう。
しかしそれは仮初に過ぎないことを私は知っている。
この場所ももうすぐ、終わりの場所へと変わる。
運命づけられた。または人為的な滅亡によって。
どこにも続かず、終わる景色。
しかし実の所、終わらずまわって、また始まる場所。
景色を眺める。
眺める。
眺める。
廻りくる何度目かの陽光に目を細める。
巡る。
廻る。
繰り返し。やり直し。
違和。困惑。
気付き。
そしていつしか、宙に一つの虹が浮かんだ。